2010/11/07
ぽかぽか春庭十人十色日記>大人の遠足(3)こども図書館・芸大銀杏
上野公園にお弁当を持って一日楽しむ大人の遠足。ミサイルママといっしょの11月3日に続き、11月5日はひとりでもう一度でかけました。3日に行けなかったところをまわろうと思って。
11月5日金曜日は、出講先の大学が大学祭で休講です。久しぶりに平日に休みがとれたので、午前中は整形外科のマッサージを受けたり、美容院で髪をカットしたり。午後は、上野へ。今回の残り物詰め合わせ弁当は、4日夜に娘が作った「牛コマとエリンギ、パプリカの炒め物」私が作ったおでん、姑が作ったかぼちゃの煮物。それに近所の無添加自然発酵のパン屋フーミーで買った「かぼちゃのティラミス」という菓子パン。
まず、上野の国際こども図書館のカフェへ。コーヒーを買って外へ出てオープンカフェコーナーでお弁当タイム。空が真っ青。見事な秋晴れ。木の葉はほんの少し色づいたのもあるけれど、まだまだ東京の紅葉は先。カフェの周囲の木々では小鳥が歌っています。上野公園には野鳥も多い。ほんとうにのんびりした気分になれました。こども図書館は親子連れが多く、オープンカフェでも2、3歳くらいの女の子がちょこちょこ走ってはママのところへ戻るのを繰り返しています。ここならいくら走っても大丈夫。
お弁当の「かぼちゃのティラミス」は、見た目ほど甘すぎずおいしかった。私、本当は甘い物禁止しなくちゃならない身の上なんですけれど。フーミーのパンの中では「じゃがいもパン」というのがわが家での大人気なのですが、今回は12時にお店に行ったらもう売り切れでした。11時半ころの焼き上がりを狙っている人も多いので、ちょうどいい時間にいかないと、なかなか買えない。無添加パンなので、その日に売り切れる量しか店に並べないからです。
こども図書館の建物は、1906年(明治39年)に帝国図書館として建設された建具などをそのまま保存しています。岩崎邸のガラスもそうでしたが、古いガラスをそのまま保存していて、ガラスにはゆがみがあります。現代のガラスは透明でゆがみ一つないものになっていますので、このガラスを透かして眺めると向こう側がぼうっとゆがんで見える古ガラスに何とも言えない趣があります。いつか建物解説ツアーが行われる木曜日に来館して詳しい説明を受けたいと思います。
今回は3階の一般閲覧室で開催されている「絵本の世界展」をぐるっとひとまわり見て、1階の昔は「貴賓室」だった「世界を知る」コーナーで閲覧。世界のビーズ手芸、世界の織物と染め物という本を眺めました。15000円するビーズ手芸の本、とても買えませんから、図書館で眺めることができて良かったです。
こども図書館を出て、隣の黒田記念館をもう一度ぐるっとひとまわり。それから芸大の中を歩き、正木記念館、芸大美術館陳列館、赤レンガ1号館2号館を見ました。
赤レンガ館を見た後、建物の裏手へ回って、建物の脇と道路際の木立の間をしばらく歩きました。方向音痴なので、出口と反対側に行ってしまった。
http://www.geidai.ac.jp/access/ueno.html
芸大音楽学部と道路の塀際に銀杏の木がたくさん植えられています。上のキャンパスマップでいうと、19,23,21号棟の道路際。
芸大内の銀杏の木は雌木で、黄葉には早かったのですが、大量のぎんなんが落ちていることを発見!誰も拾おうとしないので、山積みになって放置されています。駒込の六義園の中のいちょう雌木など、近所の人は銀杏がみのるころをよく知っていて、みな拾いに来て、私が歩いてもめったに落ちていません。芸大の銀杏の古木。銀杏も大粒です。今回は臭い銀杏を拾うための手袋や袋の用意がなかったので、あきらめましたが、いつか手袋や袋を持って芸大銀杏拾いに挑戦してみます。
銀杏(いちょう)と銀杏(ぎんなん)と、どちらも銀杏と書くのはなぜかという漢字表記の問題については、春庭コラムをごらんください。
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/haruniwa/diary/d985
お弁当を持って歩いて回る大人の遠足、芸大での建物や彫刻展テキスタイル展の見学、西洋美術館でのデューラー展見学については、次回シリーズ「秋のアート散歩」でご報告いたします。
<おわり>
ぽかぽか春庭十人十色日記>大人の遠足(3)こども図書館・芸大銀杏
上野公園にお弁当を持って一日楽しむ大人の遠足。ミサイルママといっしょの11月3日に続き、11月5日はひとりでもう一度でかけました。3日に行けなかったところをまわろうと思って。
11月5日金曜日は、出講先の大学が大学祭で休講です。久しぶりに平日に休みがとれたので、午前中は整形外科のマッサージを受けたり、美容院で髪をカットしたり。午後は、上野へ。今回の残り物詰め合わせ弁当は、4日夜に娘が作った「牛コマとエリンギ、パプリカの炒め物」私が作ったおでん、姑が作ったかぼちゃの煮物。それに近所の無添加自然発酵のパン屋フーミーで買った「かぼちゃのティラミス」という菓子パン。
まず、上野の国際こども図書館のカフェへ。コーヒーを買って外へ出てオープンカフェコーナーでお弁当タイム。空が真っ青。見事な秋晴れ。木の葉はほんの少し色づいたのもあるけれど、まだまだ東京の紅葉は先。カフェの周囲の木々では小鳥が歌っています。上野公園には野鳥も多い。ほんとうにのんびりした気分になれました。こども図書館は親子連れが多く、オープンカフェでも2、3歳くらいの女の子がちょこちょこ走ってはママのところへ戻るのを繰り返しています。ここならいくら走っても大丈夫。
お弁当の「かぼちゃのティラミス」は、見た目ほど甘すぎずおいしかった。私、本当は甘い物禁止しなくちゃならない身の上なんですけれど。フーミーのパンの中では「じゃがいもパン」というのがわが家での大人気なのですが、今回は12時にお店に行ったらもう売り切れでした。11時半ころの焼き上がりを狙っている人も多いので、ちょうどいい時間にいかないと、なかなか買えない。無添加パンなので、その日に売り切れる量しか店に並べないからです。
こども図書館の建物は、1906年(明治39年)に帝国図書館として建設された建具などをそのまま保存しています。岩崎邸のガラスもそうでしたが、古いガラスをそのまま保存していて、ガラスにはゆがみがあります。現代のガラスは透明でゆがみ一つないものになっていますので、このガラスを透かして眺めると向こう側がぼうっとゆがんで見える古ガラスに何とも言えない趣があります。いつか建物解説ツアーが行われる木曜日に来館して詳しい説明を受けたいと思います。
今回は3階の一般閲覧室で開催されている「絵本の世界展」をぐるっとひとまわり見て、1階の昔は「貴賓室」だった「世界を知る」コーナーで閲覧。世界のビーズ手芸、世界の織物と染め物という本を眺めました。15000円するビーズ手芸の本、とても買えませんから、図書館で眺めることができて良かったです。
こども図書館を出て、隣の黒田記念館をもう一度ぐるっとひとまわり。それから芸大の中を歩き、正木記念館、芸大美術館陳列館、赤レンガ1号館2号館を見ました。
赤レンガ館を見た後、建物の裏手へ回って、建物の脇と道路際の木立の間をしばらく歩きました。方向音痴なので、出口と反対側に行ってしまった。
http://www.geidai.ac.jp/access/ueno.html
芸大音楽学部と道路の塀際に銀杏の木がたくさん植えられています。上のキャンパスマップでいうと、19,23,21号棟の道路際。
芸大内の銀杏の木は雌木で、黄葉には早かったのですが、大量のぎんなんが落ちていることを発見!誰も拾おうとしないので、山積みになって放置されています。駒込の六義園の中のいちょう雌木など、近所の人は銀杏がみのるころをよく知っていて、みな拾いに来て、私が歩いてもめったに落ちていません。芸大の銀杏の古木。銀杏も大粒です。今回は臭い銀杏を拾うための手袋や袋の用意がなかったので、あきらめましたが、いつか手袋や袋を持って芸大銀杏拾いに挑戦してみます。
銀杏(いちょう)と銀杏(ぎんなん)と、どちらも銀杏と書くのはなぜかという漢字表記の問題については、春庭コラムをごらんください。
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/haruniwa/diary/d985
お弁当を持って歩いて回る大人の遠足、芸大での建物や彫刻展テキスタイル展の見学、西洋美術館でのデューラー展見学については、次回シリーズ「秋のアート散歩」でご報告いたします。
<おわり>
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