昨年9月に製造販売承認申請が出されていた
ブリストルマイヤーズ(株)のヤーボイ®(イピリムマブ)が7月3日、ついに承認されました。
Bristol-Myers Squibb ニュースリリース
ヤーボイは2011年3月に米国で承認されて以来、
すでに世界50カ国以上で標準治療薬として使用されています。
やっと日本でも承認され、昨年承認されたオプジーボとの併用が最も期待される新薬です。
ただ、承認はされても通常、薬価基準収載までに数ヶ月かかります。
昨年7月、オプジーボが承認された際は、
小野薬品 ニュースリリース
「オプジーボの早期使用が必要な場合を想定し倫理的な観点から、薬価基準収載までの期間、薬剤提供準備が整い次第、
本剤第II相臨床試験実施施設のうち薬剤提供が受け入れ可能である一部の施設に限定して、本剤を無償で提供することにいたしました。」
と、あるように、国立がんセンターなどでは薬価が決まるまでの間、無償で治療を受けることができました。
夫もその恩恵を受けたひとりであり
肝転移後、8月に無償でオプジーボ治療を受けることができたおかげで今に繋がっています。
もし数ヶ月待たされていたら転移が進み手遅れになっていたと思います。
そして今、新たな希望である「ヤーボイ」が目の前にあります。
オプジーボでは転移を抑制できない人でも
ヤーボイでは可能な場合もあります。
進行の早いメラノーマと闘う患者やその家族は
数ヶ月先の薬価基準収載を待っていられません。
どうか、ヤーボイを心待ちにしているひとりひとりの声を
ブリストルマイヤーズ社が聞き逃さないよう
希望を摘みとることのないよう
配慮してくれることを願っています。
来年の春ごろには・・・と聞いていましたが、もう夏ですね。
薬価が決まるまで、癌センターで提供して欲しいですね。
私達もオブジーボの無料提供の恩恵を受けたのですし。
メラノーマの腫瘍摘出手術をして1年が過ぎました。
昨年の今頃はどんな状況だったかな。。とよく考えます。
本人も常に恐怖と闘っていたことでしょうし、看病する方も精神的フォローに明け暮れていました。
未だに病んだ神経は回復できていません。
闘病生活がお互いにどんなに大変かよくわかります。
でも、大変とか辛いとか、生きていればこそ感じられること。
ご主人様は希望の星です。
どうか憎きメラノーマを根絶して下さいね。
お久しぶりです。
患者本人がもちろん一番辛いししんどいでしょうが
共にいることも結構辛いものがありますよね。
時々めげそうになりますが、気分転換して自分なりにバランスをとっています。
そのうち、そんなこと言っていられなくなるかもですが・・・。
生きていればこそですよね!
今こうしていられることに感謝しています。
hondaさんのことは夫も時々思い出しては話しています。夫が出会った大切な仲間です。
みんなのためにも憎きメラノーマととことん闘っていきますよ!
hondaさんにも穏やかな朝が訪れますように祈っています。