4月14日にがんセンターに定期受診し血液検査を行った結果
貧血がひどいことがわかり、腫瘍からの出血を疑いCT検査をしました。
どうやら腹腔の腫瘍の一つから出血し
それが脾臓の外側に溜まっているようだ・・・との見解で
腹水なのか出血なのかはわからないけれど
貧血がひどいということは出血だろうと・・・。
週末は病院も緊急対応はできないので
大事をとって入院しましょう・・・と
突然何の用意もないまま入院になってしまいました。
実は翌日から二人で旅行に行くはずだったのに
代わりに入院となった夫がどれだけがっかりしたか・・・。
貧血があると言ってもあまり自覚症状もないので尚更です。
おまけに期待していた新しいT-vecの治験は
3cm以内の腫瘍に限るとのことで
夫は受けることができないことがわかり
さらにがっかりしました。
輸血と内服で鉄分を補ったりしながら週末をベッドで過ごした夫でしたが
かなり落ち込んでいたので毎日通って元気づけました。
日曜日には娘も一緒に行き
好きな映画や音楽の話、家族で行った旅行の話で楽しく過ごすことができました。
月曜になってK先生からお話があるとのことで
午後から行ってきました。
部屋に呼ばれて話されたことは
・腫瘍は縮小または消滅しておらず、今回の治験の効果は見られていない。
・腫瘍からの出血がじわじわある場合、物理的な止血は難しく内服で様子を見ながら必要に応じて輸血することとなる。
・今の状況では新たな治験を受けることはできない。
・他に有効な治療は今のところ見当たらない。
・輸血や検査でがんセンターに通うのは大変だろうから国際医療センターに通院するのがよいだろう。
・スイミングやジムでの運動はあまりしないように。
大体こんな話で、夫も私も大体予想していた通りでした。
治験に向けてプレドニンを長期間止めたことは、
結果から見ると夫の体にかなりのダメージを与えたことは確かですが
まあ、それも治験に最後の期待をかけて敢えて臨んだことなので仕方ありません。
木曜日に退院できそうとのこと。
早く帰ってきて家でゆっくり過ごそうね・・・と二人で話しました。
できないことも増えたけど
まだまだできることもいっぱいあります。
痛みもまだすごくひどいわけでもないので
体調を見ながら旅行にも行けたらいいなと思っています。