こんにちは🌞台風10号の進路が気になりますね。
毎週日曜日は、院長の自伝です。
治療の仕上げとして私が最も大切にしていることは、前述した如く、
下焦(先天の元気としての命門・生命力)・
中焦(後天の元気としての飲食物の腐熟)・
上焦(宗気としての天空の清気を吸い込み濁気をはき出す呼吸と、衛気営気を全身に運ぶ役割)の働きを主る三焦の調整です。
では、膏肓の原について述べます。
霊枢・九鍼十二原篇 第一には、難経・六十六難の典拠先となった五臓の原穴を述べたあとに、膏肓の原についての記載があります。
経穴でいえば鳩尾穴と気海穴です。
膏の原である気海穴は小腸の募穴である関元穴や三焦の募穴である石門穴と並び、命門にも通じています。
そして肓の原(かくのげん)である鳩尾穴ですが、最近の研究で胃の上部からグレリンというホルモンが分泌され
治療の仕上げとして私が最も大切にしていることは、前述した如く、
下焦(先天の元気としての命門・生命力)・
中焦(後天の元気としての飲食物の腐熟)・
上焦(宗気としての天空の清気を吸い込み濁気をはき出す呼吸と、衛気営気を全身に運ぶ役割)の働きを主る三焦の調整です。
では、膏肓の原について述べます。
霊枢・九鍼十二原篇 第一には、難経・六十六難の典拠先となった五臓の原穴を述べたあとに、膏肓の原についての記載があります。
経穴でいえば鳩尾穴と気海穴です。
膏の原である気海穴は小腸の募穴である関元穴や三焦の募穴である石門穴と並び、命門にも通じています。
そして肓の原(かくのげん)である鳩尾穴ですが、最近の研究で胃の上部からグレリンというホルモンが分泌され
消化を助けていることがわかり、最新の胃がん手術では全摘を行わずに、胃の上部を残すのが主流になっているようです。
この様に、膏肓の原は、先天後天の原気にも通じ、更には三焦の原にも通じ、西洋医学的にも胃の消化に大切な部位で有る事が実証されています。
漢方鍼医44号の『私の臨床』で述べた小心にも表裏関係において通じています。
この様に、膏肓の原は、先天後天の原気にも通じ、更には三焦の原にも通じ、西洋医学的にも胃の消化に大切な部位で有る事が実証されています。
漢方鍼医44号の『私の臨床』で述べた小心にも表裏関係において通じています。
次週に続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます