夜のトイレにお困りの方へ

pこんにちは🌞今日も良いお天気に恵まれ

気持ちの良い秋晴れの一日となりました。

今日は、夜何度もトイレで目が覚める＝夜間頻尿でお困りの方の鍼灸治療について

お話しさせていただきます。

先ず、こういったお悩みに鍼灸治療が有効かと申しますと

みなさまに喜んでいただける結果が出ています。

　

西洋医学的には、夜間頻尿の原因として

夜間の尿量が多い

過活動膀胱や前立腺肥大などの問題

睡眠障害(眠りが浅いなど)

が挙げられていますが、

東洋医学では腎虚が最も考えられる原因の一つと捉えています

(もちろん、この限りではありません、皆様それぞれ違いますが、

かなりの方が腎虚という状況なことが多いのです)

西洋医学的な腎臓という意味もありますが、生きていく根本的なエネルギーである

精を司っている役割を担っていると考えており、

年齢とともに少しずつこのエネルギーは減っていくと考えています。

精とは生殖活動、成長や発達、骨・髓・脳の形成などに必要な物質です。

この腎のエネルギーの働きは「固摂」(こせつ)です。

いろいろなものをそこに溜めておく働きですが、この働きが弱くなると

膀胱におしっこを溜めておくことが難しくなり、頻尿や尿失禁、大便のトラブル

などにも繋がっていると考えています。

鍼灸治療では、この原因と考えられる「腎」のエネルギーを

補うような治療を行い、以前のような元気を取り戻すお手伝いをしています。

もちろん年齢とともにエネルギーが少なくなっていくことは自然な流れですから

ハタチの若者になるわけではありません。

ただ、夜中に1時間おきにトイレに目覚めていた方が

夜中は1度だけで済むようになったということは多いです。

身体の中のあるべきところにエネルギーが行き渡っている

状態を目指すのが脈診流経絡治療です。

偏ったエネルギーを元どおりに戻すことが大切です。

少しでも毎日の暮らしが快適になるようなお手伝いができたらと考えています。

今日は、夜間頻尿のお話を一例として挙げました。

お困りの方はいつでもご相談くださいね。

ご心配の方には、お家でできるセルフケアもお話しさせていただきます。

夜はぐっすり‼️眠っていただけますように❣️