
こんにちは、スタッフ山田です。日差しが少しずつ春から夏へと移り変わるのを感じる季節になってきました。
GWの休みが明け、体調を崩された方も多かったようですが、時間が経ち、日常生活や仕事に慣れてこられた頃でしょうか?
先日、半年ほど前から体調が優れず、病院で薬を処方されたり、検査を受けたものの「異常なし」と診断された患者様が来院されました。
病院での治療を続けても改善が見られず、鍼灸治療を始められました。
私自身30代の頃、仕事に追われる毎日で心身ともに休まる暇なく、微熱や身体のだるさ、食欲不振を感じるようになった事がありました。
そこから病院に通いましたが、症状はなかなか改善せず、検査を受けても原因がわからず、精密検査をしても明確な答えもでず…
数か月後、医師から「風邪かもしれません」と言われ、風邪薬を処方され、涙を流しながら病院を後にしたことを覚えています。
「原因不明の病気になってしまったのではないだろうか?」
そんな不安な日々を過ごす中、鍼灸と漢方に出会い、少しずつ問題が解決していき、時間はかかりましたが、数か月で元気に戻りました。
当時、東洋医学の知識がまったくありませんでしたが、私のカルテには【気虚】と記されていたことが印象に残っています。当時の私は【気の病】だったようです。
これが、私と鍼灸の出会いです。
そこから自分が鍼灸師になるまでには少し時間がかかりましたが、自身のそんな経験も活かして、
同じように悩む患者様のお力になりたいと思い、日々学びを続けています。
鍼灸治療は症状が現れている部位だけでなく、全身を診て、心と身体のバランスを整えることが重要です。
患者様おひとりおひとりの体質や問題は異なりますが、その根本から改善を目指していくことが、鍼灸師の役割だと考えています。
あまの鍼灸院では、日々さまざまな症状を抱えた方が通院されています。
「どこに相談したらいいかわからない…」
そんな時は、ぜひ一度鍼灸の力を試していただければ幸いです。
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