Mt.Ontake, Gero City, Gifu Pref.
さてさて、御嶽山にやってきたワタクシ達は、北御嶽の周回コースを歩いていました
。

12時17分、継子岳(2858m)の山頂に到着します。継子岳は御嶽山の北端に位置する山です。本来ですと北には北アルプス、
東には八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、西には白山、南には御嶽山の摩利支天岳や剣ヶ峰がみえるそうなのですが、
ガスに覆われたこの日は見えるはずもありません。うーん、残念
。

継子岳の山頂から下って行くと、ガスで展望が見えない落胆な気持ちを補って余りある光景に出会いました。
このコマクサの群落を見てください。これほどの大群落は、ワタクシの記憶の中では北アルプスの蓮華岳以来でしょうか。
おまけに背景には美しい残雪が見え、ちょっと感動的な光景でした
。

温室で可憐に咲く花も悪くはありません。でも、ワタクシは厳しい冬の風雪に耐え、短い夏のホンの一瞬に咲く高山植物が好きです。
儚く美しい…しかし、厳しい環境の中で生き抜く逞しさを持ち合わせた高山植物達。今年も出逢えてよかった
。

さらに歩いて行くと、ライチョウの姿が目に飛び込んできました。この時もワタクシは広角ズームをカメラにつけていたので、
慌ててレンズを18-300mmのズームに付け替えます。こうして見るとライチョウの夏毛というのが、
岩場の中では見事な保護色であることがよく分かりますよねぇ。ただ、人間というのは贅沢なもので、ワタクシは心の中で
「ライチョウの羽模様がもっとよく分かるような場所にいてくれたらいいのになぁ」と願ったんです
。

あら、なんと言うことでしょう。ライチョウが岩場をスタスタと登って行き、真っ白なガスを背景に立ち止まってくれたんです。
このアングルだとライチョウの羽模様がハッキリと分かりますね
。

まるでポーズをとるモデルさんのように、ライチョウはワタクシが願う姿で写真に収まってくれました。
コマクサ、そしてライチョウと、ワタクシは感動の連続だったんですよ
。

さあ、ここからは写真の左側の方へ一気に山を下って行きます。ただ、下った分はその後に登らないといけないので、
「はぁ、こんなに下らなくてもええやん」と思いつつ、岩場を下って行くのでありました
。
PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/18646894
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
昔、職場にいたアメリカ人の友人が「雨が降ったらら降ったでいいじゃない。雨も自然の中の一部だよ。
雨の日は雨を楽しめばいいよ」と言ってたんです。さすがに山の上で雨を楽しむ気にはなれないのですが、ガスが出て展望が悪くても、
山は感動的な光景を与えてくれることを実感しました。「雨の日は雨を楽しめばいいよ」と言っていた友人は、いまは国に帰っています。
元気にしてるのかな。子どもさんはもう2人とも成人したかな。久しぶりに会いたいな…そんなことを思いました。
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東には八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、西には白山、南には御嶽山の摩利支天岳や剣ヶ峰がみえるそうなのですが、
ガスに覆われたこの日は見えるはずもありません。うーん、残念



継子岳の山頂から下って行くと、ガスで展望が見えない落胆な気持ちを補って余りある光景に出会いました。
このコマクサの群落を見てください。これほどの大群落は、ワタクシの記憶の中では北アルプスの蓮華岳以来でしょうか。
おまけに背景には美しい残雪が見え、ちょっと感動的な光景でした



温室で可憐に咲く花も悪くはありません。でも、ワタクシは厳しい冬の風雪に耐え、短い夏のホンの一瞬に咲く高山植物が好きです。
儚く美しい…しかし、厳しい環境の中で生き抜く逞しさを持ち合わせた高山植物達。今年も出逢えてよかった



さらに歩いて行くと、ライチョウの姿が目に飛び込んできました。この時もワタクシは広角ズームをカメラにつけていたので、
慌ててレンズを18-300mmのズームに付け替えます。こうして見るとライチョウの夏毛というのが、
岩場の中では見事な保護色であることがよく分かりますよねぇ。ただ、人間というのは贅沢なもので、ワタクシは心の中で
「ライチョウの羽模様がもっとよく分かるような場所にいてくれたらいいのになぁ」と願ったんです



あら、なんと言うことでしょう。ライチョウが岩場をスタスタと登って行き、真っ白なガスを背景に立ち止まってくれたんです。
このアングルだとライチョウの羽模様がハッキリと分かりますね



まるでポーズをとるモデルさんのように、ライチョウはワタクシが願う姿で写真に収まってくれました。
コマクサ、そしてライチョウと、ワタクシは感動の連続だったんですよ



さあ、ここからは写真の左側の方へ一気に山を下って行きます。ただ、下った分はその後に登らないといけないので、
「はぁ、こんなに下らなくてもええやん」と思いつつ、岩場を下って行くのでありました


PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/18646894
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
昔、職場にいたアメリカ人の友人が「雨が降ったらら降ったでいいじゃない。雨も自然の中の一部だよ。
雨の日は雨を楽しめばいいよ」と言ってたんです。さすがに山の上で雨を楽しむ気にはなれないのですが、ガスが出て展望が悪くても、
山は感動的な光景を与えてくれることを実感しました。「雨の日は雨を楽しめばいいよ」と言っていた友人は、いまは国に帰っています。
元気にしてるのかな。子どもさんはもう2人とも成人したかな。久しぶりに会いたいな…そんなことを思いました。
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