goo blog サービス終了のお知らせ 

よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

金沢では寿司を食べました-石川県金沢市:「能登前寿司 もりもり寿し」

2024年01月05日 | 石川
“Morimori-Sushi”, Kanazawa City, Ishikawa Pref.

さてさて、昨年末なのですが、ワタクシは家人と「年末は温泉に行こうか。どうせなら雪景色を見れる温泉がいいなぁ。
いつもは車で行くことが多いから、たまには電車で行こう」ということになりました。
「雪景色を見ることが出来る温泉地」「鉄道で行きやすい場所にあること」ということを条件に考えた結果、
石川県の和倉温泉に行くことにしたんです。ただ、和倉温泉まで行って帰ってくるだけではつまらないので、
往路は金沢市に立ち寄ることにしたんですよ


12月27日、朝の7時40分に大阪駅を発車する「サンダーバード5号」に乗って金沢へと向かいます。
ご存知かと思いますが、今年の3月に北陸新幹線が、金沢から福井県の敦賀までという中途半端な距離が延長されるんです。
その結果、敦賀から金沢までの北陸本線は第3セクターの路線になってしまうんですよ。
そうなると大阪から金沢に行こうとすると、大阪から敦賀までは新幹線に乗って行き、
敦賀からは第3セクターの列車に乗り換えて金沢に向かうという、面倒この上ない状況になるんです。
価格的にも今より相当に高くなるでしょう。困ったものですわ


10時25分に金沢駅に着きました。北陸新幹線が金沢まで延長された時に造られた新しい駅舎は、今では大人気ですね。
ワタクシ達は「金沢は回転寿司のレベルが高い。金沢に着いたら昼食に寿司を食べよう」と考えていたんです


金沢駅のすぐ横にあるビルの6階に「もりもり寿司」の店舗があることをネットで調べました。
11時の開店なので、11時少し前に行けば開店と同時に美味しいお寿司を食べることが出来ると思ったんですよ。
ところが、10時45分の時点で既に30人近い人が並んでいました。「これは困ったなぁ」と思ったのですが、
回転寿司のお店の隣に同じ「もりもり寿司」ですが、盛り合わせのお寿司と海鮮丼専門の「回らないお寿司屋さん」がありました。
こちらは「能登前寿司 もりもり寿し」という名前でして、ワタクシ達はこちらでお寿司を食べることにしました


どーですか。「おすすめ握り」(1680円)です。ここのお店は日本海、富山湾などの魚を使っているんですよ


ワタクシは普段、回転寿司の店に行くと「サーモン」「アナゴ」「アジ」などを好んで食べるのですが、
石川県のお寿司ですのでサーモンやアナゴなどは当然ありません。それでいいのです


大阪は瀬戸内海に近いので、ワタクシが子どもの頃は寿司ネタというと「鯛」「ヒラメ」などの白身魚が定番でした。
サーモンなんて寿司屋のネタに無かったですし、マグロもさほど好まれていなかった記憶があります


今では全国チェーンの回転寿司があちこちに出来て、どこでも同じような寿司ネタが食べられるようになりました。
(ネタの多くは外国からの輸入品でしょうね)
しかし、旅に出た時にはその土地ならではの魚を食べたいものです


ポルトガルに旅行をしたことがあるのですが、ポルトガルは漁業が盛んで魚をよく食べます。
ただ、魚といえば「イワシ」「タラ」がほとんどで、日本のように多種多様な魚を食べるわけではないようでした。
そう思うと、日本は魚介類が本当に豊富なんだなぁって思います


どーですか。もう一品「白エビの天ぷら」をいただきました。白エビは富山湾の特産品でして、生で食べても天ぷらにしても美味いんですよ。
美味しいお寿司を食べて、この後は金沢市内に出向いて行ったのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


元日早々、石川県で大きな地震が発生しました。震源地に近い能登半島に今回の旅行で行っていたので、とても大きな衝撃を感じました。
年々、自然災害が増加している気がします。そこに加えて、日本の周辺には巨大な人災をもたらす可能性がある独裁者が複数います。
天災、人災、そして政治の腐敗に経済の低迷…令和6年も多難な船出になったとしか言いようがないですね。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね



コメント (33)

金沢の夜は楽し-石川県金沢市:「居酒屋 ちょん兵衛」

2016年08月19日 | 石川
Izakaya“Chonbei”, Kanazawa City, Ishikawa Pref.

さてさて、石川県金沢市に泊まることにしたワタクシ達ですが、宿は金沢駅近くの
ビジネスホテルにしておりました。金沢だったら、美味しいものを食べることが出来る
お店がいくらでもあるだろうと考えたのですね


そして、ホテルに着いた後、地元の人から情報を仕入れまして、
ホテルからほど近い「居酒屋ちょん兵衛」というお店に行きました。
地元の人の情報は一番確かですからねぇ


どーですか。金沢に来たのですから、金沢の郷土料理が食べたいですよねぇ。
これは「治部煮」と言いまして、鴨肉や麩が入った金沢の郷土料理なんですよ。
タケノコのように見えるのは麩なんです


どーですか。日本海の魚を食べたくて「お造りの盛り合わせ」をいただきました。
手前の魚なのですが、金沢では「ガンド」と呼ぶ魚なんです。
お店の方に聞くと「ブリになる一歩手前の状態の魚」とのことでした。
関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」と呼び名の変わる出世魚です。
関西で言うところのメジロをガンドと呼ぶのですね


どーですか。大好物の「アナゴの天ぷら」もいただきました。
美味しい天ぷらは天つゆで食べるよりも、塩でいただくのが一番ですなぁ


どーですか。続いては「カレイの唐揚げ」を注文いたしました


骨までサクサク、バリバリと美味しくいただいたのでありました


どーですか。これまた大好物の「しめ鯖」の登場です。
お店に入った時にしめ鯖を注文すると「すみません。今ちょうどしめてるところで、
後30分ほどしたら美味しい状態になるんですよ」と言われました。
30分でも1時間でも待ちますがなぁ


これは美味いしめ鯖でありました。ビールも焼酎もグイグイ進むのでありました


どーですか。続いては「鶏のつくね」だったのですが、これだけはちょっとイマイチでしたねえ。
やっぱり魚介類を売りにしたお店ですので、鶏を注文するのは邪道でしたなぁ

お店の雰囲気もよく、価格もリーズナブルなお店でありました。
金沢の夜はかくして楽しく過ごすことが出来たのです。

翌日、予定では金沢城や兼六園をゆっくり見て回ろうと思っていたんですよ。
ところが、翌日は朝から豪雨だったんです。とても散策できる状態ではありませんでした。
ワタクシ達は金沢城や兼六園をあきらめて帰路につきました。
とはいえ、満足のいく山行が出来たので、充実感いっぱいの四日間でありました

居酒屋ちょん兵衛…石川県金沢市堀川町5-28

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


旅に出ると、その土地の郷土料理や地元ならではの食材を食べたくなります。
旅行先で全国チェーンのファミレスやファーストフード店に入るなんて
私には考えられないことなんですよ



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真(風景・自然)ランキングへ
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね

コメント (43)

ちょっと一息-石川県金沢市:ひがし茶屋街:「菓舗Kazu Nakashima」

2016年08月18日 | 石川
Cafe“Kazu Nakashima”, Higashi Chayamachi, Kanazawa City, Ishikawa Pref.

さてさて、ワタクシ達は石川県金沢市のひがし茶屋街を散策していたのでありますが、
この日の金沢は気温35℃に達しており、ワタクシ達は冷たいものが飲みたくなりました。
どこかいいお店があればなぁと思いながら歩いていたのですが、いいお店を見つけました


お店は「菓舗Kazu Nakashima」と言いまして、名前の通り老舗の和菓子屋さんなんですよ。
お店の中にイートインできるカフェを併設しており、和菓子が苦手なワタクシですが
飲み物だけでもOKのようですので、お店に入ることにいたしました


このお店はもともと芸妓さん達がやって来る美容院の建物を改装したそうなんです。
入口の近くに「コールドパーマ」という文字があったのはそのせいですね。
開店は今年の6月だということですが、すでにけっこうな人気店でありました


ワタクシなどはメニューを見ても和菓子の方には興味が無いのですが、
抹茶を使ったスイーツが人気のようでした


ここで抹茶を点てるのでしょうね。お店の方のこだわりを感じるように思います


お店の奥には明治時代に建てられた蔵を改装したスペースもありました。
若い人たちに人気のようでした


冷たいものが欲しいワタクシはアイスコーヒーをいただきました。
一瞬ですが、汗が引いていく気がいたします


「今では晴れ男さん」はホットコーヒーをオーダーしたのですが、器がなかなか素敵ですよねぇ


玄関の外に見える風景も、なかなか粋なものでありました

菓舗Kazu Nakashima…石川県金沢市東山1-7-6

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


福井や富山の人が言うには、「金沢の人は福井や富山を見下しているように感じる」そうです。
それが真実かどうかはわかりませんが、京都の人が「大阪とは一緒にせんといて」と言うのと
似たところがあるのかもしれないですね



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真(風景・自然)ランキングへ
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね

コメント (33)

古都の粋-石川県金沢市:ひがし茶屋街

2016年08月17日 | 石川
Higashi Chayamachi, Kanazawa City, Ishikawa Pref.

さてさて、石川県金沢市のひがし茶屋街を散策するワタクシ達でありますが、
ここでちょっと「お茶屋」というものについて説明いたしますね


お茶屋とは、京都などにおいて花街で芸妓を呼んで客に飲食をさせる店のことでして、
風俗営業に該当し、営業できるのは京都でいうと祇園、先斗町など一定の区域に限られます。
料亭との違いは、料理を直接提供しないことで、料理はどうするのかと言うと
仕出し屋などから取り寄せるんですよ


金沢にはひがし茶屋街の他、主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)、
にし茶屋街と三つの茶屋街があるんです。いずれもかつての花街でして、
数十年前では子供を連れた家族連れが散策するなんて、考えられなかったでしょうね


艶やかなベンガラ色の建物などは、典型的なお茶屋さんの建物ですね。
柳の木がすごくマッチしています。そういえば「花街」のことを「花柳街」と
いう言い方もあったなぁと思い出しました


重厚な洋館は老舗の洋食屋さんでした。ワタクシ、洋食って大好きなんですよ。
五十路になってもハンバーグ、オムライス、ハヤシライスなどは大好物です


明治時代に建てられた木造三階建ての建物がありました。
現在の建築基準法では木造三階建てについては、すごく厳しい基準が定めてあるそうなので
今では建てることが出来ない建造物だと思います


ここひがし茶屋街を歩いていると、誰もが「金沢は京都に似ているなぁ」と思うのですが、
街の形成過程は全然違うんですよね。京都は都であり、公家を中心に街が発展しました。
一方、金沢は公家文化とは関係なく、城下町として武家を中心に発展した街です


とはいえ、こういう光景を見ると「京都に似ているなぁ」と思わずにはいられないですね


ひがし茶屋街のすぐ西側には浅野川が流れているのですが、祇園のすぐ西側には
鴨川が流れているのと似ているなぁと感じるワタクシでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


金沢には何度も来たことがあるのですが、金沢は関西から特急雷鳥で3時間足らずで行けることもあり、
町を歩く観光客の多くは関西弁を話していた印象があります。
しかし、新幹線の開通の影響でしょうね。関東の言葉を話す観光客がすごく多く感じました。
新幹線の経済効果というのは、大きいのでしょうねぇ



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真(風景・自然)ランキングへ
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね

コメント (38)

雅な茶屋街-石川県金沢市:ひがし茶屋街

2016年08月16日 | 石川
Higashi Chayamachi, Kanazawa City, Ishikawa Pref.

さてさて、2泊3日の登山を終えた後、ワタクシ達は温泉で汗を流してサッパリし、
石川県の金沢市へと向かいました。2時には金沢市に着きましたので、ホテルに行く前に
金沢らしい町並みを歩こうとひがし茶屋街へと向かいました


皆さんも御存知のように、天正11年(1583年)に前田利家が入城し、金沢は城下町として栄えます。
加賀百万石の城下町として発展した金沢では犀川・浅野川両界隈に多くの茶屋が立ち並びました。
浅野川の東側に開かれたのがひがし茶屋街でして、江戸時代から明治時代にかけての
茶屋街の風情を残すこの一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されているんです


風情ある石畳、お茶屋さんの建物…関西で暮らすワタクシには、京都の祇園を思い出します


ワタクシはひがし茶屋街に来るのは二度目なのですが、前回に比べてずいぶんと人が増えていました。
北陸新幹線が開通したので、関東の人にとってはずいぶんと行きやすくなったでしょうね


そして、例によって例のごとく、大陸から来た観光客の数も多かったです。
日本の観光地で、彼らの姿を見ることが無い場所は無いのでしょうね


「氷」の文字に涼しさを感じます。この日、金沢の最高気温は34℃でした。
8月になってから暑さが厳しくなりましたね。もう、日本は亜熱帯気候のように思えます


路地裏を歩くと、こんな懐かしい雰囲気のお店がありました。表通りもいいですが、
ワタクシは路地裏を歩く時がワクワクするんですよねぇ


京都でもそうですが、金沢でも和服の貸衣装が人気のようです。
こういう格好で街を歩くと、みんなにジロジロ見られるのは嫌じゃないのかなぁと思うのですが、
見られるのが嬉しい人もたくさんいるのでしょうね


前日は標高2400mの山小屋にいたのですが、この日は金沢の茶屋街を歩いておりました。
なんだか不思議な気持ちがしました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


ひがし茶屋街に向かう途中、星稜高校のすぐそばを車で通りました。
「おお、ここで松井秀喜が練習してたんやなぁ」「五打席連続敬遠はやっぱりあかんで」などと
思わず話が盛り上がりました。オジサン達は高校野球が好きなのです


ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真(風景・自然)ランキングへ
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね

コメント (38)