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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

お盆は家人の実家で-大分県日田市:隈町

2018年09月05日 | 大分
Kumamachi, Hita City, Oita Pref.

さてさて、今年の夏のお盆ですが、家人の実家がある大分県日田市に帰省をしました。
家人の実家ですので、紋クンも可愛がってもらえるので一緒に行くんですよ


8月9日の朝4時半に大阪の自宅を出発し、三度の休憩を取って日田には午後2時に着きました。
9時間半の長い道中ですが、紋クンは車の中で静かに大人しくしてくれているので助かります。
ずっとワタクシが車を運転しているので、普通なら実家に着いたら一休みするところでしょうが、
ワタクシ、すぐに実家の近くを散策しに行きました


実家から少し歩いた場所に、三隈川という川が流れています。三隈川と言っても知らない人も多いでしょうが、
大分県では三隈川と呼ばれていますが、下流の福岡県に入ると筑後川と呼ばれるんですよ


この辺りに堰があるので川の水が堰き止められ、悠々たる大河のような趣になっています。
日田は三隈川の支流がいくつも流れ「水郷」と呼ばれるのですが、ワタクシはこの光景が大好きなんです


三隈川を渡ると隈町と呼ばれる地域で、日田温泉の温泉街が広がっています


昔ながらの温泉街らしい飲み屋、スナックなどが集まっている一角がありました


隈町には趣のあるレトロな建物も結構あって、この建物は元々は銀行だったそうです。
現在は黎明館という名前でギャラリーや会議室として利用されているようです


この日、日田の気温は36.2℃。歩いているだけで汗が吹き出てきます。
ワタクシ達が滞在中、日田はずっと猛暑日で13日には39.9℃を記録しました。
この気温は九州地方では過去最高の気温だということです


なまこ壁と昔懐かしい郵便ポスト。こういう光景を見ると、ワタクシは嬉しくなるんですよねぇ


由美かおるさんに大村崑さん。これに水原弘さんのホーロー看板もあれば申し分ないですな。
ではでは、もう少し隈町を歩いて行くとしましょうか

使用したカメラ:1、2枚目はFUJIFILM X-T1 、他はFUJIFILM X-Pro2

PS.昨日は関西を直撃した台風に際し、多くの方から心配をしていただき、本当にありがとうございました。
幸い、我が家および家族には何もなかったのですが、近隣では停電、街路樹が倒れる、トタン板が吹き飛ぶ等があり、
公共交通機関はズタズタです。今回の大阪における台風の規模は第二室戸台風以来だと、盛んに報道されました。
実は第二室戸台風が大阪を直撃し、甚大な被害を与えた日(昭和36年9月16日)に私は生まれているんです。
誕生日が来るたびに、「お前が生まれた日はこの家は床上まで水に浸かったんや」
「あの時は屋根の瓦が全部吹き飛ばされた」などと、家族に言われていたことを思い出しました。


大分県日田市…江戸時代は天領であり、木材の集散地として栄えてきました。
豊かな水に恵まれ、穏やかで落ち着いた雰囲気の町です。
大阪で暮らす私にとっては、本当に心が落ち着くというか、優しい気持ちになれる町なんですよねえ。



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復興を願う-大分県日田市:日田駅

2018年02月01日 | 大分
Hita Station, Hita City, Oita Pref.

さてさて、元日の早朝から福岡県の筑後吉井の町を散策してきたワタクシですが、
家人の実家に帰る前にちょっと立ち寄りたい場所があったんですよ


立ち寄りたかったのは大分県日田市にあるJR久大本線の日田駅でした。
この駅を訪れたかったのは二つの理由がありました。
一つは2015年に駅舎が新しく改修されたので、新駅舎を見たかったということです


もう一つは昨年7月の豪雨でいまだに日田駅と光岡駅間が不通なので、駅がどうなっているかを
見たかったんですよ。駅が寂れていないかちょっと心配だったんですよね


新しい駅舎は地元産の日田杉をふんだんに使い、ずいぶんとオシャレな感じに変貌していました。
JR九州は車両だけなく、駅舎も水戸岡鋭治氏という工業デザイナーがデザインを担当しています。
ですので、すごく統一感があるんですよねぇ


こういう待合室だと、多少の待ち時間は苦になることも無く、ゆったりと過ごせるのではないでしょうか。
JR九州の企業努力は本当に素晴らしいです。ワタクシは九州に来るたびに感心します


真っ赤な塗装のディーゼルカーがプラットホームに停まっていました。
家人の実家ではいまだにJRの車両のことを「久留米に行くなら汽車が早いっちゃ」
という風に、今でも「汽車」という言葉を使います


「汽車」という言葉には、旅情を誘うというか、なんとも言えない懐かしい響きがありますね。
今では観光用の列車以外に「汽車」を見ることはありませんが、言葉が残っているのは嬉しいですね


以前にブログに書いたことがあるのですが、定年退職をしたら最初にやりたい夢があります。
それは北海道の稚内から鹿児島の枕崎まで、各駅停車の列車に乗って行くことなんですよ


春まだ寒い稚内から、陽光溢れる枕崎までのんびりと車窓を眺めながら、
昔懐かしい駅前旅館に泊まって旅をしたいのです


その時にはもちろん日田駅で下車し、家人の実家で一泊したいものです

使用したカメラ:5~7枚目はFUJIFILM X-T1、


日本各地でローカル線が廃線になっていきます。採算を考えれば仕方がないことですが、
バスでは味わえない旅情というのが無くなっていくのは寂しいですね。
これから10年後、20年後、どれだけの鉄道路線が残っているのでしょうね



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紋と過ごす元日の朝-大分県日田市:三隈川

2018年01月28日 | 大分
The Mikuma River, Hita City, Oita Pref.

さてさて、平成30年の元日は、家人の故郷である大分県日田市で迎えました。
ワタクシは今年の初日の出を見ようと、朝6時半に家人の実家から外に出ました


家人の実家からほど近い場所を、三隈川という川が悠々と流れています。
日田市は「水郷」と呼ばれるほど水が豊かな地なのですが、その中でも三隈川の流れが目を惹きます。
三隈川といってもピンとこない人が多いでしょうが、筑後川の上流部を大分県では三隈川と呼ぶんです


ワタクシ以外にも数名、初日の出の写真を撮ろうと川沿いの亀山公園に人が来ていました。
しかし、この日の日田は分厚き雲に覆われ、初日の出は拝めそうにありませんでした


川沿いの大きな建物は、日田温泉のホテルや旅館です。温泉宿で元日を迎えるのもいいでしょうな


初日の出を撮ろうと粘ったのですが、結局お日様を拝むことは出来ませんでした


撮影の時、ワタクシの横には助手として紋クンがいたんですよ。
頼りにならない助手ですが、傍にいてくれるだけで心が癒されます


ジッと待っていてくれていた紋クンを、早朝の誰もいない広場で走らせてやりました。
紋クンは今年の3月で8歳になります。人間で言えば中年のオッサンです


とはいえ、ワタクシ達には今でも可愛い紋クンです。どうか今年もよろしくお願いしますね


実家に戻り、熱いお雑煮をいただきました。冷えた身体が暖まります。
大阪は白みそ仕立てのお雑煮なので、すましのお雑煮はワタクシには新鮮なのです


おせちもいただき、ワタクシはちょっと行きたい場所があったので、一人で出向くことにいたしました。
元日の朝からのんびり出来ないワタクシでした

使用したカメラ:1,8,9枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


今年こそいい年でありますように」…正月の初詣で、そんなことを毎年のように願ってきました。
でも、なかなかその願いは叶うことなく、毎年、世の中は悪い方向に向かっている気がします。
今まで当り前のように思っていた「平和」さえも、どうなるかわからない世の中です



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コメント (39)

大晦日の夜-大分県日田市

2018年01月27日 | 大分
Hita City, Oita Pref.

さてさて、大晦日となったこの日、鹿児島県霧島市の霧島神宮を後にしたワタクシ達ですが、
霧島高原を標高の高い場所に行けば行くほど、濃霧も発生してきて運転に支障が出るほどでした


道脇には温泉が噴煙を上げて湧いていました。周囲に猛烈な硫黄の匂いがします。
ワタクシ達は「これからどうしようか」と考えたのですが、けっこうな雨の中、散策することも出来ないので
ちょっと早めですが大分県日田市の家人の実家に戻ることにしました

実家に戻り、近くの温泉に行き、あとはのんびりテレビでも見て酒を飲むだけですな。
まあ、そういう日があってもいいでしょう


実家ではワタクシは相当の酒飲みだと思われているようで、いつもお酒に合いそうな料理が出されるのです


どーですか。まずは「馬刺し」をいただきました。
馬刺しは淡白なので、いくらでも食べてしまいそうになります


どーですか。鶏肉をよく食べる大分県です。次は「鶏のたたき」をいただきました。
新鮮な地鶏ですので、身がコリコリして美味しいんですよねぇ


どーですか。お義母さんが作る「がめ煮」が美味いんですよねぇ。
大阪では「筑前煮」というのですが、この界隈では「がめ煮」と呼ぶんですよねぇ。
九州の醤油って関西の醤油に比べて甘いんですよ。ですので、料理が優しい感じがします


どーですか。これは「スジ肉の煮込み」です。大阪ではスジ肉を煮込むときは、味噌を使うのですが
ところ変われば味変わる…ですね。スジ肉が柔らかくて、これは焼酎が進みました


どーですか。ワタクシの大好物の「高菜巻き」です。巻き寿司なのですが海苔ではなく高菜を使うんですよ。
具は細かく叩いた納豆、そして山芋なのですが、これが実に素朴で味わい深いんですよねぇ


どーですか。これは何といえばいいのでしょう「いりこ、ピーナツ、干しブドウの炒め物」なんですよ。
これはおかずというより、酒のあてにいいんですよねぇ。カルシウムが多そうでいいですな


どーですか。大分県といえば「鶏のから揚げ」は外せません。サクサクっと揚がったから揚げは最高です。
から揚げが次々運ばれてきて、ビールが次々と胃袋に消えていったのでありました。
かくして、大晦日の夜は楽しく更けていったのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


普段は歌番組を見ない私ですが、この日はみんなで「紅白歌合戦」を見ました。
半分以上が知らない歌、知らない歌手だったような気がします。
それでも、年末の風物詩として見るのは悪くは無いですね



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コメント (37)

日田の夜は鶏三昧-大分県日田市:「ココモ一番」

2018年01月08日 | 大分
“Kokomo-Ichiban”, Hita City, Oita Pref.

さてさて、大分県日田市へ帰省したワタクシですが、豆田町を散策した後はいったん帰宅し、
近くの温泉に行ってゆっくり温泉に浸かって疲れを取りました。
となると、次は夕食の時間となるわけですが、この日は自宅で食事をするのではなく、
ワタクシ達の希望で地元の居酒屋に行くことになりました


この日はお義姉さん、甥っ子達と一緒に居酒屋で地元の食材を堪能することにしたんです。
場所はお義姉さんにお任せです。地元の人の情報が一番確かですからね


実家から三隈川沿いを歩いて約10分。日田温泉街にある「ココモ一番」というお店に行きました。
大分県は「鶏のから揚げ消費量全国一位」というように、鶏肉を本当によく食べます。
ワタクシ達のリクエストは「美味しい焼き鳥を食べたい」ということだったので、
当然頭の中は「鶏、鳥、トリ」ということだったのです


どーですか。まずは「地鶏のたたき」が運ばれてきました。身が締まっていて美味いんですよねぇ。
ワタクシ、甥っ子がお酒を飲める歳になったのが嬉しくてねぇ。
大学生の甥っ子なのですが、これが相当お酒が強くて、頼もしい限りです


どーですか。次は「シーザーサラダ」ですが、これは別に日本全国特に変わりはないでしょうね


どーですか。左は「豚バラ焼き」で、右は「つくね焼き」ですね。
大阪では焼き鳥屋というと、鶏肉のメニューが基本であって豚肉なんて店に置いていないんですよ。
そう言うと「焼き鳥屋に豚バラが無いとね?」「焼き鳥屋に行ったらまずは豚バラっちゃ」と
お義姉さんと甥っ子が言うんですよ。そういえば「秘密のけんみんショー」で
「久留米の焼き鳥屋では、まずは豚バラを食べる」というのをやっていたことを思い出しました


一味を振りかけた豚バラ焼きの美味いこと美味いこと。これ、大阪の焼き鳥屋でもやってほしいです。
追加注文したことは言うまでもありません。ああ、もう一度食べたいです


どーですか。続いては「鶏皮焼」が運ばれてきました。カリカリに焼かれた皮がまた美味い。
この鶏皮も追加注文したのは当然です。ビールも進めば、焼酎も進みますなぁ


どーですか。これは「鶏の天ぷら」なんですよ。関西では鶏の天ぷらって珍しいのですが、
大分では鶏の腿肉はから揚げに、胸肉は天ぷらにして食べることが多いようです


どーですか。これは全国定番の「じゃがバター」ですな。壺に入って出されてくるのが面白かったです


どーですか。これは「鶏肉のユッケ」なんですよ。なにせ鶏肉が新鮮なので、本当に美味いのです。
もっと飲みたいなぁという気持ちもあったのですが、翌日は早朝から鹿児島に向かいますので、
お酒はホドホドにしておきました。とはいえ、楽しく美味しい日田の夜でありました

ココモ一番…大分県日田市隈1丁目4−3

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


日本中が画一化されていく傾向があるのは事実ですが、食文化は本当に地域によって多様性が残っています。
旅行に行くとその土地ならではの料理を食べるのが、本当に楽しいのは言うまでもありませんが、
同じ料理であっても食材や味付けがずいぶん違うのがまた楽しいんですよねぇ



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