シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

「危険な製品」回収6割/「新聞の社告、字大きく」『その2』

2006-06-29 18:20:36 | 生活関連ニュース
  改善へ事業者向け指針/内閣府
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 回収率の障害として事業者があげたのは、「すでに消費されていた」(25.6%)
、「顧客名簿がなく、ユーザーに連絡がとれなかった」(23.1%)、「情報が消費
者に徹底できなかった」(15.4%)など。

 一方、諸費者が回収の情報を得るのは「メーカー・購入店からのダイレクトメー
ルや電話」49.6%、「新聞の社告」20.4%、「新聞の記事」17.4%、「テレビ・ラ
ジオ・インターネットのニュース」10.4%の順だった。内閣府は「食品など不特定
多数に販売される消耗品では、消費者が回収対象になっていることを知らないケー
スが多い」と見ている。

 消費者からは「社告」について「スペースが小さい」「危険の度合いが判断でき
ない」などの意見が多く出されたことから、内閣府は、文字の拡大や危険度の記号
化、カラー化などを検討し、普及を図りたい考えだ。
                      (2006.06.28 朝日夕刊『完』)

「危険な製品」回収6割/「新聞の社告、字大きく」

2006-06-29 10:29:42 | 生活関連ニュース
  改善へ事業者向け指針/内閣府
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 不良品や事故の危険性がある製品の回収率は約6割にとどまり、消費者に情報が
十分に伝わっていないことが内閣府の委託調査でわかった。内閣府は来年度、検討
委員会を設置し、新聞の広告欄に記載される事業者の製品回収情報の「社告」を
見やすくするため、家電製品や食品、自動車、遊具など各省庁共通の事業者向けの
カイドラインをつくる方針だ。

 1月~3月、郵送とインターネットで聞き、全国の20歳以上の計1828人と
事業者135社から回答を得た。
 事業者の65.9%が過去5年に製品回収をしており、「食品・飲み物」45.3%、
「生活用品」16.2%、「家電製品」15.4%、「自動車・関連製品」13.2%などだっ
た。回収率は平均59.6%。
                (2006.06.28 朝日夕刊『その2に続く』)

ハッブル望遠鏡故障/NASA、対策協議へ

2006-06-29 08:38:51 | 天文関連
  高度600㌔を周回中
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 米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡に載せている高性能カメラが故
障し、1週間以上も動かなくなっていることが27日、わかった。カメラに供給され
る電圧が19日に許容限度を超えたという信号が出て、自動停止したという。NAS
Aは29日に対策会議を開く。

 故障したのは「微光天体カメラ」。3機の電子カメラを搭載し、紫外線から可視
光、近赤外線まで、幅広い波長の光をとらえることができる。02年3月にスペース
シャトルで運ばれ、取りつけられた最新の観測機器だ。
 NASAは原因究明を進めているが、いまも特定できていない。ただ、NASA
内には「問題の全面解決は近い」とする見方もあり、原因によっては、地上からの
復旧も可能だという。

 ハッブル宇宙望遠鏡は90年4月にシャトルで宇宙に運ばれた。高度約600㌔の
軌道を周回し、高精度の観測を続けている。宇宙の成り立ちの解明につながる観測
などで成果を上げてきた。老朽化が進み、修理や部品交換をしないと08年にも使え
なくなるとされる。
 こうした本格的な修理には、宇宙飛行士がシャトルで同望遠鏡まで行く必要があ
る。だが、修理のための飛行を実施するかどうかについては、まだ正式決定してい
ない。                      (2006.06.28 朝日夕刊)