小型車向けにトヨタ開発へ
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トヨタ自動車は13日、電気モーターで使う電力を家庭用コンセントから充電でき
る、新型ハイブリッド車(HV)の開発を始めたと発表した。従来型のHVより部
品が小さく、原価も大幅に削減できる。電気自動車(EV)とHVの切り替えも可
能で、セカンドカーとして使われる小型車向けに商品化を目指す。
従来型は、減速する時に余ったエネルギーを電気に変えて充電する仕組み。その
ための部品も大きく、システムも複雑で原価も高くついていたため、小型車には搭
載していなかった。
新型HVでは自己充電はせず家庭で充電するため、これまでの複雑なシステムは
不要で、軽量化できる。また、小さくても容量の大きいリチウムイオン電池を開発
し、電力だけで10㌔以上走れるようにする。従来型では最も燃費がよい「プリウス
」でも電力だけでは2㌔ほどしか走れなかった。EVとHVの切り替え機能も備え
、市街地で低速で走る場合などには電気のみの走行を選べる。
(2006.06.14 朝日朝刊/総合)
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トヨタ自動車は13日、電気モーターで使う電力を家庭用コンセントから充電でき
る、新型ハイブリッド車(HV)の開発を始めたと発表した。従来型のHVより部
品が小さく、原価も大幅に削減できる。電気自動車(EV)とHVの切り替えも可
能で、セカンドカーとして使われる小型車向けに商品化を目指す。
従来型は、減速する時に余ったエネルギーを電気に変えて充電する仕組み。その
ための部品も大きく、システムも複雑で原価も高くついていたため、小型車には搭
載していなかった。
新型HVでは自己充電はせず家庭で充電するため、これまでの複雑なシステムは
不要で、軽量化できる。また、小さくても容量の大きいリチウムイオン電池を開発
し、電力だけで10㌔以上走れるようにする。従来型では最も燃費がよい「プリウス
」でも電力だけでは2㌔ほどしか走れなかった。EVとHVの切り替え機能も備え
、市街地で低速で走る場合などには電気のみの走行を選べる。
(2006.06.14 朝日朝刊/総合)