シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

電子1個の動きも計測/省電力機器 開発に期待

2006-06-16 13:46:21 | IT関連ニュース
  感度数万倍「究極の電流計」/NTTなど実験成功
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 電流を構成する電子1個ずつの動きをとらえる「究極の電流計」の実験に、NT
Tなどが成功した。従来の最も敏感な電流計と比較しても数万倍程度の性能で、消
費電力がごく少ない電子機器の開発などに役立つという。16日付の米科学誌サイエ
ンスに発表する。

 電子1個ずつの制御は次世代技術の核心で、盛んに研究が進められている。NT
Tなどは、半導体を使って、電子10個ほどが入る電子のたまり場「電子ドット」
(大きさ1万分の1㍉程度)を二つ用意。たまり場の状態を継続的に調べることで
電子の動きを1個ずつとらえることに成功した。
 実験は絶対温度(セ氏零下273度)に近い極低温で行なったが、材料などを変
えて室温で動かすことを目指すという。
                     (2006.06.16 朝日朝刊/総合)

ETC普及せず思わぬ利益/高速6社3月期決算

2006-06-16 07:03:17 | 生活関連ニュース
  阪神、計画の46倍、首都18倍、東日本12倍
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 民営化後初となる高速道路会社6社の3月期決算(昨年10月の設立から6カ月分
)が14日、でそろった。自動料金収受システム(ETC)の利用率が国の目標の70
%を下回ったため割引負担が軽くなり、阪神の営業利益が計画の46倍になるなど
6社とも大きく利益が膨らんだ。

 各社は通行料金から道路を保有する独立行政法人に賃借料を払い、旧4公団の債
務約40兆円を45年で完済することを義務付けられている。6社合計で336億円の
未処分利益は内部保留し、正規料金の値引きに充てない方針だ。

 阪神以外の5社の営業利益は、首都が計画の18倍、東日本が同12倍、中日本が、
西日本が同11倍、本州四国連絡が同6倍。各社は通行料金に応じたETC利用者へ
の割引制度を設けているが、東日本や西日本で利用率が5割にとどまるなど伸び悩
み、利用促進費の支出が抑えられた。庁舎など不動産の減価償却費が予定を下回っ
たことも、利益を押し上げた。

 料金収入は景気回復でトラックなどの通行量が予想以上に増え、6社とも計画を
上回った。中日本の料金収入は計画を3%上回る2980億円、首都高でも0.9%
多い1218億円だった。        (2006.06.15 朝日朝刊/総合)