ハンダエンのお茶屋日記

日本茶専門店「東京繁田園茶舗」のブログ

お茶教室 ~修了回~

2017-04-20 15:13:26 | 教室

 

こんにちは。

 

今年の桜は随分と長い間咲いてくれましたね。

皆様はどのような春をお過ごしになったのでしょうか。

 

 

早いもので、昨年から続くお茶教室も

あっという間に修了回でございます。

 

最後の回は、皆様で楽しくティパーティー◎

前回の復習も兼ねお茶の葉をご覧いただき、

淹れてみたいお茶を選んでいただきました。

お二人は方瓶で玉露「王冠」を。

おそるおそるgを量り、、

温めのお湯を注いでいきます。。

待つこと3分。。

さすが玉露!!と言うような、

とても上品なお味で、他のお茶では味わえない

お茶の旨味をしっかり感じられました。

そして、何度か淹れた茶葉には

鰹節とポン酢をかけてお召し上がりいただきました。

飲んで美味しい、食べても美味しい

栄養も満点でいうことなしのお茶ですね。

 

 

続いては、、

お二人に釜炒り製玉緑茶「ごえもん」を。

皆様、学んできたことを生かし、

とても美味しく淹れてくださいました。

釜炒り製玉緑茶は、通常写真左側ように黄金色をしています。

なので、青磁の器(写真右側)でお出しする方もいらっしゃいます。

どちらも同じお茶なのですが、全く違く見えますね。

 

ほうじ茶は、炒りたてのものを桜が浮かび上がる器で。

器一つで気分が変わる、。

うーん、お茶、奥深しです。。

その他にも、芽茶くき茶粉茶など

普段はなかなかできないお茶の飲み比べを

愉しんでいただきました。

虎屋さんの季節もの羊羹とお茶の葉クッキーと共に。

 

 

お休みなく来てくれた方もたくさんいらっしゃり、

とても愉しい時間を過ごすことが出来ました。

本当にありがとうございます。

今後とも、お茶を愉しんでいただければ幸いです。

 

 

さてさて、そんな楽しいお茶教室。

2017年度生徒様、ただ今募集中です◎

お茶の世界を体験してみたい方はもちろん、

以前体験してくださった方も大歓迎です!

この時期ならではの、新茶、冷煎茶など、

ご用意してお待ちしております。


お茶教室 修了回

2016-02-27 12:46:54 | 教室

うるう年で一日多いとはいえ、

二月の終わりももうすぐそこまで来てしまいました。

2015年度お茶教室、修了回の様子をお届けいたします。

 

今回愉しむお茶は、かぶせ茶「雪の洛北」

玉露 「王冠」 です。

 

 

お寒い中ようこそ。

早いもので6回コース、最後となりました。

 

かぶせ茶と玉露の説明を。

 

 

「玉露」をしずく茶で愉しみます。

玉の雫を舌にころがし、

テアニンの旨みを味わいます。

 

玉露の柔らかい茶殻に

かつぶしとポン酢や醤油をかけて、

お湯に溶けださない成分ビタミンA・E

食物繊維を召し上がれ!

 

 

みなさま、皆勤賞です!

熱心にご出席下さり有難うございました。

 

これからも増々お茶のひと時をお愉しみ下さい。

 

2016年のコースは春頃募集を始めます。

月に一度のお茶の世界、ご一緒にいかがですか?


2015年の教室~秋冬編

2016-01-11 13:42:54 | 教室

2016年も早十日が経とうとしておりますが、

今回は2015年の秋・冬に開催致しました お茶教室の模様をお届け致します。

 

世界中で起こっていることが リアルタイムで垣間見られる

忙しないネットの世界ですが、

「そんなこともあったなぁ」という記事が、今新たに流れてくるという

タイムラグもまた良いではございませんか。

(ブログ担当者が年末に仕事をこなせなかった言い訳でした

 

ではまずは秋の教室の様子を

 

秋も深まり、肌寒い一日。

秋の花粉症の方もお辛そう・・・。

 

 

お茶の効能と栄養の話に加え、

メチル化カテキンが豊富な 「べにふうき」 のご紹介。

 

さあ、熟成茶 を美味しく淹れましょう。

このところ「 熟成〇〇」 がはやっているようですが、

日本茶の場合は、

春に採れた新茶を低温(マイナス30度程)で保存し

ひと夏寝かせる事により、

揮発性成分 「青葉アルコール」 の香りを残しつつ

より味をまろやかにしたお茶を

古来より 「蔵出し茶」 あるいは 「壺切茶」 と呼び

珍重してきました。

 

冷凍技術のなかった昔は、

茶箱に入れ蔵の奥に置いたり・・・

壺に入れ地中に埋めたり・・・

山に保存するなどして夏を過ごしておりました。

 

お次は種類当てクイズ、皆さん熱が入ります!

 

百聞は一見にしかず。

残念ながら、満点はいらっしゃいませんでした

「さえみどり」 でホッと一息・・・。

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さてお次は、講師同期のクリスマス会の様子を。

季節に合わせたしつらえを考えるのも、愉しいものです。

 

緑茶ワインも少し召し上がり、

おしゃべりのはずむことはずむこと!

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最後に上級クラスの模様を。

長年通って下さるベテランの方々です!

テーマは「萎凋香(いちょうか)」について。

「萎凋」とは製造工程の一つで、生葉をしおれさせ、半発酵させるというもの。

萎凋香はその生葉から生じる香りで、最近評価が高まっています。

<参考記事>

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=34556

 

今期分の教室も、いよいよ残すところ1回となりました。

最後の教室を、皆さまで楽しく過ごしましょう!

 


冬のお茶教室

2015-02-18 19:36:07 | 教室

1月末に開催した上級クラスの様子です。

ベテランの皆様、お久し振りです。

 

「やぶきた」 「さえみどり」 「はるみどり」 

「めいりょく」 「さやまかおり」 「おくみどり」

荒茶(※)の外観と浸出液で

様々な品種の特長をお伝えしました。

(写真ブレてしまいました・・・)

※「荒茶」とは・・・お茶の製造過程で、蒸す・揉む等の第一段階を経た状態。

その後 乾燥等の工程を経て、通常流通しているお茶に仕上げます。

 

その後は楽しいお茶のひととき。

如月の限定茶 『雪の洛北』 で一服。

(梅柄のたとうが可愛らしく、差し上げものにも喜ばれます。)

 

玉露風味のかぶせ茶の旨みを愉しみ、

ぜんざいと京漬物でほっこり。

 

 

次回は風薫る「新茶」の頃にお待ちしています!

それでは折り紙上手なメンバーの作品をご覧いただいてお別れです

 


クリスマス茶会

2014-12-28 20:02:08 | 教室

抹茶 「雲鶴」 を点てて、クリスマス茶会を愉しみました。

 

トナカイとサンタが 抹茶茶碗の空を駆けめぐり、

お抹茶の風味が 口中を駆けめぐり。

 

水色鮮やかな 「さえみどり」 も上手に淹れて、味も心も「ま・ろ・や・か」

こうして お茶のために集まり、共に過ごす時間を豊かにしてくれる「お茶好き同期」 に感謝・・・

では、皆様どうぞ佳いお年をお迎え下さい。

 

お店もクリスマスからお正月に模様替え。

 

【年末年始の営業】

年末は大晦日まで、新年は2日より営業致します。