ハンダエンのお茶屋日記

日本茶専門店「東京繁田園茶舗」のブログ

2015年の教室~秋冬編

2016-01-11 13:42:54 | 教室

2016年も早十日が経とうとしておりますが、

今回は2015年の秋・冬に開催致しました お茶教室の模様をお届け致します。

 

世界中で起こっていることが リアルタイムで垣間見られる

忙しないネットの世界ですが、

「そんなこともあったなぁ」という記事が、今新たに流れてくるという

タイムラグもまた良いではございませんか。

(ブログ担当者が年末に仕事をこなせなかった言い訳でした

 

ではまずは秋の教室の様子を

 

秋も深まり、肌寒い一日。

秋の花粉症の方もお辛そう・・・。

 

 

お茶の効能と栄養の話に加え、

メチル化カテキンが豊富な 「べにふうき」 のご紹介。

 

さあ、熟成茶 を美味しく淹れましょう。

このところ「 熟成〇〇」 がはやっているようですが、

日本茶の場合は、

春に採れた新茶を低温(マイナス30度程)で保存し

ひと夏寝かせる事により、

揮発性成分 「青葉アルコール」 の香りを残しつつ

より味をまろやかにしたお茶を

古来より 「蔵出し茶」 あるいは 「壺切茶」 と呼び

珍重してきました。

 

冷凍技術のなかった昔は、

茶箱に入れ蔵の奥に置いたり・・・

壺に入れ地中に埋めたり・・・

山に保存するなどして夏を過ごしておりました。

 

お次は種類当てクイズ、皆さん熱が入ります!

 

百聞は一見にしかず。

残念ながら、満点はいらっしゃいませんでした

「さえみどり」 でホッと一息・・・。

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さてお次は、講師同期のクリスマス会の様子を。

季節に合わせたしつらえを考えるのも、愉しいものです。

 

緑茶ワインも少し召し上がり、

おしゃべりのはずむことはずむこと!

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最後に上級クラスの模様を。

長年通って下さるベテランの方々です!

テーマは「萎凋香(いちょうか)」について。

「萎凋」とは製造工程の一つで、生葉をしおれさせ、半発酵させるというもの。

萎凋香はその生葉から生じる香りで、最近評価が高まっています。

<参考記事>

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=34556

 

今期分の教室も、いよいよ残すところ1回となりました。

最後の教室を、皆さまで楽しく過ごしましょう!