
制定された令和4年の「春分の日」で、「お彼岸の中日」と成りますが
祝日法上の「春分の日」は、毎年3月20日~21日頃のいずれか1日とされており
実際には日付が指定されていなくて、祝日法の「春分の日」の項目を見ると
太陽が春分点を通過する瞬間が「春分」と定義され、「春分」を含む日の事を
「春分の日」として、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされている
国民の祝日なので、爺やんちでは平日よりも1時間程遅く起きて家族揃って
朝食を食べていると、来客を告げるピンポーンの音が数回聞こえましたので
玄関を開けると義姉が立っておられて、朝早く起きて自分で作られた
黄な粉とあんこ2種類の牡丹餅を、パックに入れて持って来たと云われ
お礼を言って受け取り、2種類の牡丹餅を1個づつ小皿に乗せてから
仏壇と神棚にお供えをして、お昼にはこれらの牡丹餅を下げてきて
義姉に感謝しながら家族で美味しく頂きましたが、仏教の各宗派では
この日に「春季彼岸会」が行われ、宗派にとらわれず彼岸の風習としては
寺参りや墓参りをして亡き人を供養し、家庭では仏壇を清めて精進料理や牡丹餅を供えて
親類、知人等に配る風習が有りますので、爺やんちでも午後家族揃って
お花とろうそく、線香等を持ってお墓参りに行き、ご先祖様にお参りし
ご挨拶をして帰って来ましたが、お彼岸と云えばお供えものの定番には「牡丹餅」や
「お萩」が有って、何れもこれらはもち米とうるち米を混ぜて炊き適度につぶして
丸めたものを、小豆あんで包んで作った和菓子と言われていますが
爺やには全く同じ様に見えて、一体どこが違うのかと思いWebで調べると
基本的には同じで、「牡丹餅」は牡丹の花が咲く季節で有る春のお彼岸に食べ
あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたもので、一方の「お萩」は萩の季節
秋のお彼岸に食べ、あずきの粒をその季節に咲く萩の花に見立てたもので
昔の人達が同じ餅を呼ぶのに、それぞれの時候に咲く花にちなんだ別の名前を
わざわざ用意した風雅な呼称の様だったと、Web記事には書かれていました
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