
爺やがすんでいる地方の
昨日の天気予報は「曇り」と
なっていましたがしたが
午後からは雨雲が時々
上空を通り過ぎた為に
短い時間ながら時々強い雨が
降る時もありましたが
太陽が顔を時々出す時も有って
雨が降らなかった昼前に
自宅近くを散歩していたら
川沿いに取り付けられた柵に
「ヘクソカズラ」が絡みついて
沢山の花が咲いていました
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像6枚)・・・
かわらふじに 延ひおほとれる屎葛 絶ゆることなく 宮仕えせむ 万葉集 巻十六・高宮王
歌の意味: さいかちの木に、めったやたらとまつわりついた、へくそかずらさながらに
絶えることなくいつまでも、このつまらぬ私も役所勤めを続けよう
新潮日本古典集成より
他のものに絡み付きながら、自生している雑草の一種で
7月頃になると葉の付け根から短い柄を出して、その先に花を付け
その花は筒状の形をしていて、先端が外側に曲がり浅く5裂しており
外側は灰白色、そして内側はアズキ色(紅紫色)のツートンカラーで
毛が多く生えており、名前とは不釣合いな可愛らしい花を咲かせます
この「ヘクソカズラ」は、茎や葉を傷つけるとひどい悪臭が漂うので
この悪臭の故に「クソカズラ」の上に、更に最高の悪臭を漂わせる様な
「へ」が付けられて、この様なユニークな名前に成ったとも云われ
万葉集の中にも「クソカズラ(ヘクソカズラ)」の名前で登場しているので
その歴史は古く、万葉時代の貴族達は一体どんな顔をして
「クソカズラ(ヘクソカズラ)」の和歌を詠み上げていたのでしょうか?
名前はユニークですが花は可愛らしいので、その姿を早乙女の笠に見立て
「サオトメバナ」や「サオトメカズラ」等の上品な別名や
他にも、花の中心の姿や形をお灸の痕に見立てた「ヤイトバナ」の別名もあるそうです
ヘクソカズラ、ネット友さんがベランダで育ててみえて、
時々写真を見せていただいていました。
ところが、今まで目についたことがなかったのに、
昨日初めて出かけた所で見つけ!
そして今日も出かけた所で見つけました!
結構色んな所で咲いているんですね(@_@)
本当に可哀想な名前をもらったもんですね・・
<万葉時代の貴族達は一体どんな顔をして
「クソカズラ(ヘクソカズラ)」の和歌を詠み上げていたのでしょうか?>
を読んで、思わず o(〃^▽^〃)oあははっ♪
「サオトメバナ」や「サオトメカズラ」を常用にしてしてあげたいです(*'▽')
花日記さん、おはようございます。
雑草である「ヘクソカズラ」をネット友さんは
なんと、ベランダで育てられているのですか?
余程「ヘクソカズラ」が、お好きな人なんでしょうネ。
鈍感な爺やは、この花を写している時に
臭いは全く感じませんでしたが
かなりきつい臭いがすると云われていますので
ネット友さんは、臭い対策をされているのでしょうか?
爺や的には、「ヘクソカズラ」の名前は可哀想なので
この可愛らしい花を、「早乙女花」と呼んで欲しいと思っていますが・・・