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花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

日本一小さなトンボの姿を求めて、湿原へ・・・

2014年08月27日 | 日々の出来事
爺やが、天候に恵まれ晴れの日となった8月中旬に
日本一小さいトンボと云われています「ハッチョウトンボ」を観る為に
このトンボが生息しています、と或る湿原へ行ってきました

爺やが訪れた所は、東西の長さが約90mで南北の長さが約170m
そして周囲が約500mで、面積約1.5haの小規模な湿原で
今から約2.5万年前に出来たと考えられていて
付近の谷は、水田や人工林等へと開発されてしまいましたが
この湿原だけは、現在も昔の自然のままの貴重な状態で残っており
その為に、湿地性の植物や昆虫等がよく保存されており
「リンドウ」や「サギソウ」、「カキラン」、「ミミカキグサ」等の
62科169種の植物の自生が確認されていると云われ
この湿原の昆虫類では、「ジャコウアゲハ」や「ハッチョウトンボ」等
59科127種もの種類が生息していると云われています

今回訪れた目的の「ハッチョウトンボ」は、日本一小さなトンボとして知られ
世界的に見ても最小の部類に入るトンボで、成虫の体長は17~21 mm程で
極めて小さくて、直径20 mmと云われています一円玉の中に
このトンボの頭から腹端迄が、スッポリと納まる程の大きさで有り
オスの体は羽化直後は橙褐色ですが、羽化後20日程経過すると
成熟して鮮やかな赤色となり、メスは茶褐色で腹部に黄色や黒色の横縞があり
この「ハッチョウトンボ」は、オスの方が鮮やかで目立つ色をしています

爺やがこの湿原を訪れた時は、誰一人湿原内には居なくて
入り口の扉を開けて、湿原内に設けられた散策路を歩いて行くと
最初に目に飛び込んできたのが、湿原で純白の花を咲かせている
「サギソウ」で、まるで白鷲が空を飛んでいる様な形をしていました

「ハッチョウトンボ」を観る為に、更に奥へと進んで生息地へ着き
「ハッチョウトンボ」の姿を探しましが、体が小さくて見つける事が難しく
目を凝らしてよく探してみると、赤色のオスの姿を探し出す事が出来ましたが
メスは地味な色で湿地の風景に溶け込んでいる為、探し出す迄に
時間がかかりましたが、何とか見つけ出す事が出来て満足し
何時迄もこの自然環境が守られる事を願いながら、湿原を後にしました



「ハッチョウトンボ」は国際自然保護連合から、「レッドリスト」の軽度懸念(LC)の指定を受けており
日本でも多数の都道府県から、「レッドリスト」の指定を受けていますので
心無い人達から貴重な昆虫や植物の乱獲や乱採取を防ぐ為に、爺やが訪れた湿原の名前は
場所が特定され無い様に、あえて書いて有りませんので
ご理解とご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます



                         「ハッチョウトンボ」を観に行った時の様子を、デジブックで纏めました。
                   お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。

                                     (^o^)/








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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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小さな湿原を訪ねて (花日記)
2014-08-27 16:48:40
こんにちは~♪

「小さな湿原を訪ねて」
サギソウとハッチョウトンボのデジブックを、
楽しませていただきました(*^-^*)♪

自然の中のサギソウ、良いですね~(*'▽')ノ

お目当てのハッチョウトンボは20mm程ですか?
綺麗にバッチリ!と写されてみえて凄いです(^0_0^)
雄と雌、両方撮れて良かったですね(*^▽^)v

ムラサキミミカキクサも初めて見るお花でした(@_@)

自分では体験出来ない『昆虫やお花』を見せていただけることに
感謝です♪(*^・^)ノ有難う~♪ ⌒☆(*^_^*)
返信する
ハッチョウトンボ (花咲爺や)
2014-08-27 20:41:39
花日記さん、こんばんは^^

爺やのブログやDBへご訪問頂き
コメントまで頂戴しまして
ありがとうございました。

     

ハッチョウトンボは、日本一小さな
トンボと云われていまして
オスは赤色をしていますので
比較的探し易いのですが
メスは、湿地の風景に溶け込んで
見つけ出すのに苦労しましたが
何とか見つける事が出来て良かったです。

          


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