花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

秋の七草のひとつ「オミナエシ」の花が・・・

2012年09月12日 | 季節の便り

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ここ数日、日本列島の上空に遅滞して雨を降らせた秋雨前線も去り
本日の爺やの住んでいる地方では、朝から久しぶりに太陽の顔が見せて
秋らしい雲一つない青空が広がり、空気も幾分ひんやりとしている様だ

秋くれば 野べにたはるる 女郎花
         いずれの人か 摘まで見るべき

                            遍昭・古今集



上記和歌の表面的な解釈は、「秋になると、野辺に、風に吹かれて
揺れているたくさんの女郎花があるが誰が摘まずに置こうか」と云われ
裏面的な解釈では「多くの若い女性が、戯れていると
男は放っておかない」とも云われている

9月上旬に訪れた山里の公園では、既に「オミナエシ」の黄色い花が咲き見頃を迎えていた
「オミナエシ」は秋の七草のひとつで、オミナエシ科オミナエシ属の多年草であり
日当たりの良い山野等の草地に生え、高さは60~120cmになり
茎は直立して上部で分枝し、葉は羽状に深裂しており                 
夏から秋の季節にかけて、枝先の散房花序に先が5裂した黄色い花を咲かせ
この花を粟飯に見立てた、女飯(おみなめし)に因んで名前が付けられたと云われ
そして別名では、「あわばな(粟花)」とも呼ばれている
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