
先回の当ブログで紹介しました
「綾野まつり」を観に行った時
臨時駐車場に車を止めて
5両のやまの姿を求めて
綾野町内を散策していた時に
幹線道路から一筋外れた
狭い道路脇の畑の中で
「フジバカマ」の花が
咲き始めているのに気が付き
爺やにとっては、今年初めて見る
「フジバカマ」の花だったので
その姿をカメラに写して帰って来ました
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像5枚)・・・
その後は野生化して行ったと云われ、秋の七草のひとつでもあり
花に派手さはないのですが、その郷愁を誘う花姿が日本人に愛されており
古今和歌集や源氏物語等の、様々な古典文学にも登場しています
宿りせし ひとの形見か 藤袴 忘られがたき 香に匂ひつつ
紀貫之 古今和歌集 二百四十
「藤色の袴」の意に取り、宿った人が忘れていったのかと戯れたと云われ
「我が家に宿った人の残した形見か、「フジバカマ」の花は
忘れ難い香に匂い続けて…」が通釈だと云われています
「フジバカマ」は毎年花を咲かせる多年草で、河原や池の淵等の
水辺を好んで自生し、茎を長く伸ばして夏から初秋にかけて
蕾は濃い赤紫色ですが淡紫色の花を沢山咲かせ、「渡りの蝶」である
「アサギマダラ」が、「フジバカマ」の蜜を好むと云われていますので
「アサギマダラ」が居るかと探しましたが、その時は残念ながら居ませんでした
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