地元の人達が自然に集う拠り所にもなっていて、ここは昔船着き場として栄えていましたが
現在は川筋のみを残して池になっている「河跡湖」で有り、地形的な希少価値が高く
子供達の生きた教材としても幅広く活用されていますが、この河跡湖周りの散策路には
多くの山野草が四季折々の花を咲かせていますので、晴れの天候に恵まれた数日前の午後から
久しぶりにこの地を訪れて、散策路脇を歩いていると「キンミズヒキ」の黄色い花が
所々で花を咲かせているのに気が付き、その姿をカメラに収めて帰って来ました
「キンミズヒキ」はバラ科キンミズヒキ属の多年草で、夏~秋の季節にかけて
日当たりの良い野原や、野趣溢れる庭や林等で見かける事が出来る山野草で
紐状の細い茎に黄色の小さな五弁花を穂状に咲かせますが、草姿が熨斗袋に掛ける
紅白の ミズヒキ(水引)に似ている所から名前が付けられたタデ科タデ属の
植物「ミズヒキ」に似ていて、黄色の花が黄金色に見えるところから
金糸に見立て、「キンミズヒキ(金水引)」の名前が付けられましたが
よく見ると両者には花や葉の形が異なっていて、「キンミズヒキ」には
花後に出来る果実の表面には鍵形の棘が有って、小動物等に付着するので
別名では「ヒッツキグサ(引っ付き草)」とも、呼ばれているそうです
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