冬越えした七匹のめだか
秋に生まれて晩秋の縁側
糸のようにか細かっためだか
目だけで泳いでいるような
心許ないちいさな生き物だった
赤赤燃えるストーブの部屋に棲み
水割りのアイスペールのガラス容器のなかで越冬し
兄弟でもりもりとゴハンを食べ
草むらに隠れたり飛び出したり
それなりの楽しみを知っていたか賢いめだかたち
脱落者も無く明るい春を迎えた
ちいさな兄弟たちは知っていたのだ
寒い木枯らしの季節が過ぎたら
明るい春の日が訪れると
透き通るガラスの家に行儀良く棲み
団子のような緑の水草をしゃぶりなめ
また水面にあがり一斉に
ご飯を欲しいと訴えていつのまにか
しらうおのように成長しためだかの兄弟
いのちのいとしさを教える
オレンジ色の七匹の ちいさな
めだか
秋に生まれて晩秋の縁側
糸のようにか細かっためだか
目だけで泳いでいるような
心許ないちいさな生き物だった
赤赤燃えるストーブの部屋に棲み
水割りのアイスペールのガラス容器のなかで越冬し
兄弟でもりもりとゴハンを食べ
草むらに隠れたり飛び出したり
それなりの楽しみを知っていたか賢いめだかたち
脱落者も無く明るい春を迎えた
ちいさな兄弟たちは知っていたのだ
寒い木枯らしの季節が過ぎたら
明るい春の日が訪れると
透き通るガラスの家に行儀良く棲み
団子のような緑の水草をしゃぶりなめ
また水面にあがり一斉に
ご飯を欲しいと訴えていつのまにか
しらうおのように成長しためだかの兄弟
いのちのいとしさを教える
オレンジ色の七匹の ちいさな
めだか
いのちのいとしさを感じました(*^。^*)