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日記 文通

2024年08月06日 | 日記

(ツリガネニンジンが咲いています)

 

 

今朝の朝刊の「談話室」・読者のコーナーは

テーマ投稿・「日記」です

 

 

大窪正宏さん(79)は

妻の葬儀が終わってから日記を書き始め18年になる

久しぶりに日記を開くと最初の頃は

「何かをする力が出ない」と無力感を嘆き

「なぜ お母さんの病気に気付かなかったのか」と

自分を責め、

「どうして先に逝ったのか」と

妻に問う言葉が繰り返し出てくる

文字がところどころ滲んでいるが

泣きながら書いたのであろう

(・・・途中略・・・)

3回忌を終えた頃には

「お母さんが笑顔で見守ってくれているので

穏やかな日々を過ごしているよ、ありがとう」

妻の死からどのようにして立ち直るかは

人それぞれであるが私は妻への思いを日記に

書き続けたことによって深い悲しみから

脱することができた

 

 

佐藤美佳さん(55)は

小学5年のとき、隣の席の男子を好きになり

頭の中は彼のことばかり

容姿に強いコンプレックスがあり内気だった私は

ハンサムで女子に人気の彼に気持ちを伝える勇気はなく

友達にも話せなかった

ある日、彼のことを日記に書こうと ひらめいた

日記帳を前にすると思いが せきを切ったようにあふれ

あっと いう間に7ページも書けた

今日は消しゴムを貸してくれた

好きなテレビの話で笑い合った だのと

書いては幸せな気分だった

だが、ある晩の夕食時に母が

「隣の席の子が好きなんやね」と ひと言

あれを親に読まれていたなんて恥ずかし過ぎる

数日後、個人面談の後に担任も

「○○君が好きなんだって、応援するよ」

日記は止めた!

子供の心に土足で入り込む無神経な大人には

ならない、と決意したが、親となって20年以上

あの日の決意を守れている、とは言い難い

 

 

さて自分は?

小学生の頃の夏休みの宿題で絵日記を 書いた

夜になると母に いつも今日の絵日記は書いたの?と

そんな こんなで夏休み中は毎日絵日記を書いた

佐藤美佳(投稿者)さんが

「子どもの心に土足で踏み込んで来る大人は・・・」

自分も経験している

中学生の時、友達の紹介で

初めて文通なるものをした

岡山県の同い年の女の子

字が凄く上手で憧れてもいた

写真も送られてきた

写真はとても賢そうで可愛い子だった

ある時、その子から来た手紙を

祖母に読まれてしまった、

祖母は好きだったから・・

何も言えず、悩んでいた

でも、いつごろからか、

その子のことが嫌いなった

手紙にはいつもいつも自慢話ばかりになっていたから

最初は憧れていたけど・・

鼻につくようになって自分から

「さようなら」しました

 

今は公開日記・ブログを書いているなんて・・

信じられないくらいです!

 

(ツリガネニンジン)

 

 

 

 

 

令和6年8月6日 市内散歩にて