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おばあちゃんの温もり

2023年04月25日 | 朝の詩

(ほんしゃくなげ)

 

今日の朝刊「朝の詩」「朝晴れエッセー」ともに

お祖母ちゃんのことを書いています

朝の詩は「おばあちゃんの温もり」

朝晴れエッセーは、おばあちゃん子であった作者が

思春期を迎え 疎ましく心にもない事を言ってしまう

そんな作者が今、おばあちゃんと

同じ事を子どもたちに言っている

おばあちゃんの「しわくちゃ」の遺影を見つめながら

守ってくれているんだ、と感じている

「しわくちゃの笑顔」という作品

 

 

「おばあちゃんの温もり」

おばあちゃんのお料理は

いつもあつあつ

唐揚げは揚げたて

ぶりの照り焼きは焼きたて

おばあちゃんが作った りんごあめだって

食べた時は ほんのりと温かかった

そんな おばあちゃんは

いつも いつも

とっても あたたかい

優しさであふれている

 

 「おばあちゃんの温もり」は

大阪市の戸田涼香さん(12歳)の作品です

 

(天然記念物・ほんしゃくなげ)

私も少し

祖母の家のことを書いてみました

 

母方の祖母には9人の孫がいた

内、私たち姉妹2人だけが女子で

大層 可愛がってもらった記憶がある

 

祖母の家には大型犬が1頭いた

名前は「ジョン」

ジョンは 一見 怖そうに見える

でも 私たち姉妹には優しかった

昼間はジョンと仲良く遊んだ

 

夜になると裏庭から遠く離れた

鉄道病院の青白い灯りが不気味だった

鉄道病院は鉄道職員やその家族のための

結核病棟らしかった

もう、とうの昔に病院はなくなっている

 

祖母の家から帰る時は決まって

踏切の有る場所まで送ってくれて

途中の駄菓子屋さんで

好きなお菓子を買うように

10円玉5個づつ持たせてくれた

祖母は私たちの姿が見えなくなるまで

見送ってくれた記憶が蘇った

 

たった それだけのことだけど・・

大切な記憶です

 

 

(ほんしゃくなげ群落)

 

 

令和5年4月22日 鎌掛しゃくなげ渓谷にて撮影