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どちらを選ぶかは自分次第

後退する脱原発と民主党の変節

2014年04月05日 | 脱原発
 原発「反省」後回し 再生エネ数値目標設けず エネ計画案自公了承(東京新聞・4月4日1面より)







原発維持の100の言い訳の言葉より、1枚の漫画が真実を訴える これも4日の東京新聞


原発はコストがかからない?水面下でどれだけコストがかかっているのか


 原発は1センチほどの円柱形をした核燃料たった1個で一般家庭の半年分以上の電力をまかなえるという。一方、自然エネは広い土地が必要で、出力も小さく、発電は天候にも左右される。目先のコスト論なら原発に分がある。
 しかし、原発には発電とは別のコストがかかる。リスクの引受と引き換えに、立地の自治体に支払う交付金などが必要で、使用済み核燃料を最終処分するための積立金も必要。気づかないうちにしっかり電気代で徴収されている。
 福島事故の現時点でも被害額は、事故収束(廃炉)の費用が1兆5千億円、賠償費用が3兆5千億円、除染費用が3兆5千億円の計8兆5千億円。まだ増えるのは確実。こうした真のコストは水面下に隠れている。
(山川剛史)
 


原発ゼロを掲げた民主党は、原発輸出に賛成を示した。前回の選挙で、電力会社の労働組合の関係者が当選し、脱原発議員は落選。民主党は変容してしまった。。。
以下、5日の東京新聞より一部抜粋

 原発輸出 承認へ 民主賛成、一部造反

 トルコとアラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出を可能にする原子力協定の承認案は四日、衆院本会議で自民、公明、民主各党などの賛成多数で可決、参院に送付された。採決をめぐっては、原発の輸出政策で賛否が割れる民主党で、脱原発を唱える菅直人元首相らが党方針に反して本会議を欠席。自民党からも、政府のエネルギー政策に批判的な議員が議場から退席した。
 原子力協定は、相手国に提供する関連技術や資材の利用を平和目的に限定する取り決めで、原発輸出を行う前提となる。日本維新の会、みんなの党、結いの党、共産党、生活の党、社民党は反対した。
 民主党では二〇三〇年代に原発稼働ゼロを掲げる党の公約と、原発輸出を推進する協定内容が矛盾するとして、賛否が割れていた。対応を一任された海江田万里代表は野田政権時代にベトナムなど四カ国との協定に賛成した経緯を踏まえ「消極的賛成」を決めていた。
 この日は承認案に反発する同党議員のうち、菅氏のほか、篠原孝、辻元清美、福田昭夫の三氏が本会議を欠席。生方幸夫、近藤昭一両氏が採決前に退席した。生方、近藤両氏は退席後、記者団に「原発輸出につながる協定には賛成できない」と述べた。辻元氏の事務所は欠席理由について「反対の意思表示と受け取って構わない」と明言。菅、篠原、福田の三氏は「体調不良」を欠席理由としている。
 自民党では脱原発を唱える秋本真利氏が採決時に退席したが、記者団には無言だった。承認案に反対だった日本維新の会は、原発推進を主張する石原慎太郎共同代表が「胸部の打撲」を理由に本会議を欠席した。


太字の議員の名前は、国会議員の良心として、心に刻んでおきましょう。
100人の菅バッシングより、たった一人の菅善総理。口では、脱原発を言いながら、菅さんを批判し続けた政治家、マスコミ、国民のみなさん。だったら、菅さんよりマシなこと、誰ができたのですか?
もういい加減、目を覚ましましょう。


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2 コメント

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日本には海がある (ましま)
2014-04-07 05:56:53
国土が狭い代わりに海があります。
潮力、波力などイギリスなどでは進んでいる分野が手つかずです。

資源としては海底にあるメタンハイドレードに期待します。そこから水素が゛取り出せます。天然ガス、灯油などにも豊富なHxがあります。

それを利用した燃料電池で各家庭に発電所があれば原発などはお笑い種。夢ではありません。
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ましま先生へ (金木犀)
2014-04-07 11:21:45
おっしゃること、激しく同感です。

>それを利用した燃料電池で各家庭に発電所があれば原発などはお笑い種

そうですね!だったら発送電分離も待たないでいい。
各家庭で、コンピューター管理で、その都度必要な分だけ電力が自給できれば、水素燃料が無駄になりませんよね。
こういうの「Just In Time」っていうんでしょうか。
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