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テレビゲームは子どもの脳の発達に悪影響by東北大加齢医学研究所

2016年01月08日 | 子ども・子育て
TVゲームは脳の発達に悪影響 東北大が警告
(河北新報2016年1月7日)
 テレビゲームは子どもの脳の発達に悪影響を与えると、東北大加齢医学研究所の研究グループが発表した。調査した竹内光准教授(神経科学)は「ゲームに興じる時間と脳の発達の遅れは比例する」と警告する。
 グループは宮城県在住の5〜18歳283人を対象に、脳画像解析と知能検査を実施した。
 磁気共鳴画像装置(MRI)で脳を調べると、テレビゲームで長時間遊ぶ子どもは、物事を認知したり記憶したりする領域の発達が遅れていた。
 快楽を感じたときに出る神経伝達物質「ドーパミン」の過剰放出により、意欲をつかさどる領域にも悪影響があった。これは覚せい剤常用者と同じ特徴だという。

 また、テレビゲームで遊ぶ時間が長ければ長い子どもほど言語能力が低く、類似する言葉を見つけたり、読み上げられた算数の文章題に暗算で答えたりする検査の成績が劣っていた。
 3年後に再び調査すると、テレビゲームが習慣化している子どもは脳の発達がさらに遅れていた。


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こういう記事が出ると、反発したり嫌だなあと思う人たちも大勢いらっしゃるのだと思いますが。
昔、某場所で「ゲーム脳」という言葉を出したら「ゲーム脳とかいうな、それは疑似科学だぞ」と、各方面から怒られましたyo。レッテルはるのには便利ですが、やな言葉だわ、疑似科学って…
子どもが育つ過程をきちんと調べて時間をかけて結果を見ないと、簡単に「疑似科学」で安心してしまうツケは、自分に返って来てしまいます。


そういえば、今はタバコに厳しい米国ですが、「タバコに発がん性があるという科学的な根拠はない」と、大昔は医師を使って米タバコ業界が大キャンペーンはって言ってました。
テレビをつければ、ゲームのCMが流れている昨今、このニュースも、マスコミではあまり報道されないでしょうね。


他人はどうであれ「科学的根拠はない」とか言われているうちに、我が子がモルモットになったら嫌だから、我が家では、ゲームはボードゲームかカードゲーム(ポケモンカードや遊戯王カード)、手と頭を使うミニ四駆はいくらでもやってよし、っていうルールを押し通したです。
ただ、一方的にテレビゲームはダメっていうのではダメです。他にも楽しいことがいくらでもあるということを教えないと、抑圧だけなら、むしろ反発されるだけになってしまいますから。

また、ゲームをしなければ、我が子が友達から仲間はずれになるのでは?というご心配もあるかもしれませんが、ハイパーヨーヨーだのベーブレードだの(現代版ヨーヨー&ベーゴマ)、電脳的でない当時流行りの遊びは普通に取り入れていたので、同好の士もでき、泣いたり笑ったりケンカしたりしながら、いろいろな気持ちを経験をして成長していったと思います。
おかげでトランプ手品にハマって、小学校時代の将来の夢は「ナポレオンズ」みたいなマジシャンだとか言ってましたが、修行が足りなかったせいか、今は完全に違う道に行きました(笑)


最近はテレビゲームより、さらに手軽なスマホのゲームが主流で子どものみならず、大人も隙間を見つけては快楽物質ドーパミンの放出に余念がないですから、ドーパミンの過剰放出で、今後、薬物依存症のように廃人のような人が増えるんじゃないでしょうか。子どもより心配かも…
便利便利で何がいいのか、加速が止まらず、全くすごい時代になっているものですね。
今回の研究発表で、少しはブレーキがかかるといいのですが・・


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