虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

大和君、よかったね

2016年06月04日 | 子ども・子育て
「よく頑張った」=全校集会で報告―男児の小学校・北海道
06月03日 12:48時事通信
 「皆さんのおかげで無事に見つかりました」「よく頑張った」。5月28日から行方不明になっていた田野岡大和君(7)の無事が確認されたことを受け、大和君が通う北海道北斗市の小学校の工藤達也校長(57)は、安堵(あんど)した心情を語った。
 大和君無事発見の一報に工藤校長は「ただ、ただうれしかった」と語る。大和君に「『この寒い中、1週間本当によく頑張った』と声をかけてあげたい」と話した。
 同小学校は午前9時から全校集会を開き、児童に大和君の無事を報告したという。 


久しぶりに、誰もが「よかった、よかった」というような言葉で終わらせることができる結末で、本当によかった。
「山のなかに置き去り」というショッキングな出だしから、何の手がかりもないまま、時間がすぎるにつけ、おかしな憶測も飛び交っていた。悲しい結末も予感できただけに、ご家族の安堵感はことさらだったろう。
本当に「よかった」以外に言葉がない。

テレビで公開された、大和君の写真は、いかにも活発でやんちゃそうな笑顔が印象的だった。
「人や車に、石をぶつける」などということは、叱られて当然、叱って当然の行為だが、野球が好きなようだったし、幼い心では、動いているものにボールを当てるようなゲーム感覚でやってしまったのか。
大人なら「あてたら危険」という理性が働くが、経験値の少ない子どもでは、足元の石をみつけて、「投げてみたい」という好奇心が勝ってしまったのかもしれない。
子供は大人の言うことに、言葉では反論できないので、頭ごなしに怒られたら、神妙になるよりも、自分の気持が理解されなかったという不満もあって、ふてくされたり、さらに駄々をこねたりすることもある。親は自分をわかってくれているはずじゃないのか、と思うからこその甘えでもある。
しかし、親も感情を持った人間、反省もせずふてくされれば、「まだ、わからんのか!」怒りが爆発して、お仕置きが、いきすぎてしまうこともあったかもしれない。


・・・と思ったのも、バンプ・オブ・チキンの「魔法の料理」・・・この歌を思い出したから。
歌詞のなかに、「プラスチックのナントカ剣で傷つけたピアノ 模様のつもりだった好きになろうとした」という言葉がある。大人は現象を見て叱るけれど、子どもには子どもなりの言い分もあるのだ、ということに気づかされた。


「子育ては、命を育てること」息子の通った幼稚園の先生に、言われた言葉を改めて思い出す。子育ては、難しい。時にこちらが試されているような、親が子に育てられるような感覚になるときもある。子育ての問題は逃げられないから。
わからなくなったら、「あなたのことが大好きだよ」と、ハグしよう。お互いに、愛情ホルモンであるオキシトシンが出てきて、きっと助けてくれるはず。おいしい晩ごはんも一緒にね。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本音で話すサミット偽会議 | トップ | 菅前総理のドイツ「脱原発勇... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
またまた愛のバクダンが (tamariba)
2016-06-05 08:39:42
ほんと、大和くんが見つかって良かったです
もう奇跡としか言いようがありません。
あの地点から宿舎にたどり着くのは難しいのにたどり着き、偶然にも隊員さんの鍵のかけ忘れ、そこには水道、トイレ、マットレスがあり、身を守ることができ、そして一昨日偶然にも雨が降ってきて隊員さんが雨宿りにやってくる…
私たち人間からしたら偶然の出来事としか思えないことですが、この世に偶然はありませんね。
彼に落ちた「愛のバクダン」ですね
返信する
tamaribaさんへ (金木犀)
2016-06-05 21:01:15
良かったですよね。
本人は、どこをどう歩いたか、覚えていないと。
幾つもの幸運が重なって、助かったのですね。
たくさんの人達の祈りも、今回は届いたのでしょう。
この奇跡は、まさに愛のバクダンだったかも・・ですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

子ども・子育て」カテゴリの最新記事