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急増するまっすぐ立てない子

2015年05月25日 | ジョブズの呪い
そういえば先日見たテレビ番組で紹介されていたのは、今の小学校では鉛筆の芯、Bや2B推奨で、HBの使用を禁止されているところもあるのだとか。
私たちの頃は、HBが普通で、中には、大人ぶってFとか使う子もいたっけな。(私だ)
Bや2Bってデッサン用で、その濃さで文字を書くと、ノートに当たる右手の小指が真っ黒になって嫌だった思い出があります。
しかし今の小学生は全般的に、筆圧が弱いので、HBじゃ薄くてよくわからず、2Bで書いてちょうどいいらしい・・・

今、子どもたちの身体に、どんな変化が起こりだしているのでしょうか。
まっすぐ立てない子どもが増えている、という記事がありました。


急増する「真っ直ぐ立てない子供」の姿勢を正すには?
05月23日 10:00 JIJICO

真っ直ぐ立てない子供が増えている
最近、私の店にも「うちの子は姿勢が悪いので、今のうちに治したいのですが」と訴えて来店する保護者が増えています。実際、現代の子供たちの姿勢を見ると、骨盤が後ろに傾き、背中を丸め、顎を前に突き出し、膝は曲がり、足の土踏まずはなくなり、指は浮いて踏ん張れない。いわゆる「猫背姿勢」の子どもが増えています。

このような姿勢では真っ直ぐに立つことができず、体の重心を右や左に移動したり、上半身をフラフラさせたりして、落ち着きのない立ち方になってしまいます。

真っ直ぐ立てない原因とは?
では、なぜこのような立ち方になってしまうのでしょうか。その理由として以下の3点が考えられます。

1)日常の姿勢の問題
普段の生活でいすに座っている時、骨盤を後ろに傾け、猫背姿勢でもたれかかっていたり、ゲームをする時などに床に足を投げ出し、骨盤を後ろに傾けて顎を突き出した猫背姿勢で日常生活を送っていると、立った時に骨盤を正しい位置に戻すことができなくなってしまいます。

2)運動量の減少
外で遊ぶ子ども、学校での体育などが減ったりすることで、姿勢維持筋(インナーマッスル)の筋力、心肺機能、バランス機能に重要な感覚受容器や体性感覚が低下してしまいます。特に足の裏には感覚受容器(情報収集センター)が最も多いため、裸足の時期が短く、砂場やぬかるみで遊ぶ経験がなければ正しい姿勢で立つことが難しくなります。

3)ハイハイが足りない
ハイハイをすることで体幹が安定し、股関節や肩関節の動きが獲得できます。しかし、ハイハイを十分にさせず、歩行器などに入れてしまうと正しい姿勢で立つことができません。

子どもの姿勢を正すための改善方法
このような状況にならないためには、次のような対策が必要です。

1)姿勢教育
普段から正しい姿勢を意識し、それを継続させる教育が必要です。

<立っている時・座っている時のポイント>
1.バランスよく足を床につける
2.お腹・お尻を引っ込める
3.頭のてっぺんが天井に引っ張られるイメージで顎を引く
4.胸を開いて肩の力を抜く
5.骨盤を立てる(腰骨を立てる)

2)感覚受容器機能をアップさせる
屋外で裸足で遊んだり、運動をすることができない場合、「タオルギャザー」という運動をお勧めします。方法としてはいすに腰を掛け、足の下にフェイスタオルを置きます。そして、足の指を使ってタオルをたぐり寄せます。この時、足の裏はバランスよくついていることを意識し、膝などが動かないようにします。慣れてくれば立った姿勢でも同じ運動を行います。これにより、足の裏の感覚受容器の機能改善・土踏まずの形成に効果があるはずです。

3)自主性のある運動発達を制限しない環境づくり
幼少期は空間を可能な限り広く取ってあげてください。運動による発達は周りに対する興味とともに徐々に発達するため、自主性を高めるような環境づくりが重要です。

(花岡 正敬/理学療法士・柔道整復師)



ところで、私自身に限って言えば、運動嫌いで外遊びよりインドア派、ぬかるみで遊ぶなんて汚いから嫌!っていう子供時代だったけれど、とりあえず、ふつうに立ってはいた・・・様な気はする。
現代社会においては、もっと大きな理由があるのではないかと思います。

上記記事には、理由として運動不足などいくつか書かれていますが、書かれていないことで、子どもにかぎらず、骨盤がずれる、ということに関して、とてもわかりやすい要因があります。
四六時中持っているケータイ電話&スマホなどの電子機器。電磁波とレアメタル・レアアース。
これらの物質は、無意識の領域で身体にストレスを与えてしまい、抗重力筋の働きを促すセロトニンの分泌を阻害します。

抗重力筋が働かなければ、体がゆがむ=骨盤がずれる=まっすぐ立てない、ことになります。

大人だって、持っているだけで、とたんに力が入らなくなって、使用中に後ろから、背中をぽんと押すだけで前に簡単につんのめります。
常時、手に持ったり、身体に密着していれば、歪みが慢性化して治りにくくなってしまうことも・・・
(そうなるとキネシオロジーテストも、正確にできなくなります。ウェアラブルなどもってほかです)

生まれてすぐ、あるいはママのお腹にいる時からの、大切な成長期、何の対策もせず、無防備にこれらにさらされていたとしたら、どうなるか。
将来的には、極端に言えば人類の骨格も体つきも変わり、うつ病や発達障害も増え、自殺や犯罪も増えてしまうことも考えられます。
どうか、このことを多くの皆さんに気づいていただきたいです。


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