テレビやネットのニュースを見ても、滅入ってくることが多い今日このごろ、心が救われるようなニュースが話題になりました。
あの大津波の時、普段は散歩も嫌がるような愛犬が、散歩コースとは逆の道に飼い主の女性を引っ張って、安全な場所へ導いて命を助けたのです。
(写真:読売新聞)
■愛犬、83歳女性救う…散歩コースと逆の高台へ(読売新聞) - goo ニュース
東日本巨大地震による大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市で、愛犬に命を助けられた女性がいる。
津波襲来までの30分間、愛犬は興奮した様子で女性を高台にぐんぐん引っ張り、安全な避難所に導いた。
女性は、海岸から約200メートルの同市 田老川向 ( たろうかわむかい ) に住んでいた赤沼タミさん(83)。メスのシーズー犬「バブ」と自宅の居間でくつろいでいるときに地震に襲われた。蛍光灯が消えると、バブはせわしなく走り回り、尾を強く振って鼻をクンクン鳴らしたという。
赤沼さんが「散歩の時間にはまだ早いのに」と思いながら、玄関先で首にリードをつけていると、防災無線が大津波警報の発令を知らせていた。
田老地区で900人以上の死者・行方不明者が出た1933年の昭和三陸地震を体験した赤沼さんが「避難しなきゃ」と玄関を開けると、バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。
赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、追いつくと勢いよく前へ出た。それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた避難所への急坂を一気に上りきっていた。 振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。
バブは今、近隣地区の集会場で赤沼さんら住民約60人と避難生活を送る。12歳の誕生日にあたる23日には、お気に入りのピンクの服を洗ってもらい、うれしそうなしぐさを見せたという。(浅見徹)
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このニュースで思い出すのは、スマトラ沖の大地震の際の津波です。
観光客を背中に乗せたゾウたちが、それぞれ自発的に高台に逃げて、観光客たちは九死に一生を得たのでした。
ゾウたちにとっては、自分の身を守るための避難だったけれど、バブちゃんは、飼い主のお母さんを導くように逃げた、というところに人と動物との絆を感じます。
また、阪神大震災の時に、人間が右往左往している時に、野良犬たちが列をなして震源地と反対の方角へ逃げていったと、作家の藤本義一氏が述懐していました。
動物たちの生きる力には、枚挙にいとまがありません。
・・・次の記事では、チェルノブイリの原発事故あとに戻ってきた野生動物たちについて書いてみたいと思います。
あの大津波の時、普段は散歩も嫌がるような愛犬が、散歩コースとは逆の道に飼い主の女性を引っ張って、安全な場所へ導いて命を助けたのです。
(写真:読売新聞)
■愛犬、83歳女性救う…散歩コースと逆の高台へ(読売新聞) - goo ニュース
東日本巨大地震による大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市で、愛犬に命を助けられた女性がいる。
津波襲来までの30分間、愛犬は興奮した様子で女性を高台にぐんぐん引っ張り、安全な避難所に導いた。
女性は、海岸から約200メートルの同市 田老川向 ( たろうかわむかい ) に住んでいた赤沼タミさん(83)。メスのシーズー犬「バブ」と自宅の居間でくつろいでいるときに地震に襲われた。蛍光灯が消えると、バブはせわしなく走り回り、尾を強く振って鼻をクンクン鳴らしたという。
赤沼さんが「散歩の時間にはまだ早いのに」と思いながら、玄関先で首にリードをつけていると、防災無線が大津波警報の発令を知らせていた。
田老地区で900人以上の死者・行方不明者が出た1933年の昭和三陸地震を体験した赤沼さんが「避難しなきゃ」と玄関を開けると、バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。
赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、追いつくと勢いよく前へ出た。それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた避難所への急坂を一気に上りきっていた。 振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。
バブは今、近隣地区の集会場で赤沼さんら住民約60人と避難生活を送る。12歳の誕生日にあたる23日には、お気に入りのピンクの服を洗ってもらい、うれしそうなしぐさを見せたという。(浅見徹)
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このニュースで思い出すのは、スマトラ沖の大地震の際の津波です。
観光客を背中に乗せたゾウたちが、それぞれ自発的に高台に逃げて、観光客たちは九死に一生を得たのでした。
ゾウたちにとっては、自分の身を守るための避難だったけれど、バブちゃんは、飼い主のお母さんを導くように逃げた、というところに人と動物との絆を感じます。
また、阪神大震災の時に、人間が右往左往している時に、野良犬たちが列をなして震源地と反対の方角へ逃げていったと、作家の藤本義一氏が述懐していました。
動物たちの生きる力には、枚挙にいとまがありません。
・・・次の記事では、チェルノブイリの原発事故あとに戻ってきた野生動物たちについて書いてみたいと思います。
今日の私のとこの
動画は
元気と・・それから涙が
出ます。
・・はなこころ
可愛らしいワンちゃんですね~!!(#^.^#)
人間が失ってしまったものを動物たちは
持っているから・・・
もっともっと学び、敬い、共に生きる術を
私たちは大切にしていかなければ・・・
と、思います。
こういうのが、足りなかったのです。
こんな時だからこそ余計に
元気と笑顔にじーんときてしまいました。
きっと勝手に逃げてしまうのだろうなあと・・(汗)
こういう状況で大切なペットと生き別れになってしまった方もたくさんいらっしゃることでしょう。
でも、生きていてくれれば、また会えますよね。