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ユリ・ゲラーが本物であったこととそれを隠していたCIA

2017年05月06日 | ちょっと不思議



かつて一世を風靡したユリ・ゲラー。
「超能力」という言葉を世に知らしめたと言っても過言ではない人でした。

当時10代の小娘だった私も、テレビの特番でリアルタイムで見てました。
壊れた目覚まし時計を、膝に乗せて正座して見てました(笑)
生放送で、彼がテレビから念力を送るので、壊れた時計を用意してください、と番組冒頭からいっていたのです。
半信半疑で、その時間に動かなくなった時計を持っていたのですが、びっくりでしたよ!
だってね、本当に動き出したんですよ。フッシギー。
動いたのは、わずか5分位でしたけど、それまで全く動かなかった時計が、そのとき動き出したんだから。

後に、彼の超能力は手品だと言われるようになったけど、だったらあの時計がなんで動いたのか、わからない。
しかも、あの時、テレビの前で、自分も曲がるかな、とユリゲラーのタイミングに合わせて、スプーン曲げをしてみたら、これまた曲がったんだ。
あんなに90度に曲がったわけじゃなかったけど、力を入れたわけでもないのに、きゅうに手に持った家のスプーンがふにゃっとした柔らかな感覚になって、あれっ?と思ったその瞬間、気づいたら10度くらい、斜めに曲がっていた。
これも手品なら、どんな種があったのか???


今年1月、CIAの数百万ページにも及ぶ過去の機密文書が公開されたが、その中にユリ・ゲラーの透視能力実験を行っていており、その能力が本物であることを認めた内容の文書があった。

ガチなXファイル案件だった。CIAがユリ・ゲラーに対し行っていた超能力に関する極秘実験の内容が明らかに


このCIAファイルの秘密が明かされる前に、昨年だったと思いますが、NHKbsでやっている「アナザーストーリー運命の分岐点」でユリ・ゲラーを取り上げていたのです。全体として、彼が超能力者ではなくて、優れたエンターティナーであるという設定のもとであったのは、物足りなかったけど、現代社会の空気では、オカルトチックなものに対してはそういうスタンスになってきているから、仕方ないのかなと思っていた矢先でした。
その時、ハンドパワーのマリックさんがユリ・ゲラーに対して、
「超能力者より超能力者らしい。もう超能力者と言っていいのではないですか」
と言っていたのが、唯一納得できる一言でした(笑)
頂点を極めた人は、ここまでという限界を常に感じ取っている。手品と超能力の境を知っている、そんなマリックさんだからこそ、言えた一言だったように思いました。


私と出会う前の若き日のうちの不思議人間も、その後何度か放送された「ユリゲラー特番」のうちの一つの番組を見ていたそうです。
ユリ・ゲラーが視聴者に対して、「あるイメージを送る」というコーナーがあった。
そのイメージを受け取った人は、電話してください、という内容だったとか。

不思議人間は、その時まで不思議人間ではなく、超能力などというものなどと全く無関係でそんなものあるかいな?という思考の持ち主だったのですが・・・
以下は、本人の言葉です。


「今から30年以上前、デザイナーだった私は、その時、モデルの石膏原型の仕上げをしていました。デスクの横には、小さいカラーテレビ(赤いプラスチックのボデイです)見るとはなしにぼーっとテレビを見ていました。その時、ユリゲラーの番組をやっていて、あるイメージを送ると言って、画面いっぱいのユリ・ゲラーの顔のアップ、アナウンサーの福留さんがイメージが伝わった方は電話してくださいと言っていました。それで、仕事の手を休めて集中しましたが、なにも伝わってこないし、やっぱり超能力というものはないんだと諦めた瞬間、右の後頭葉にイメージが現れて、頭のなかで、トリイ、トリイ イメージは、鳥居の画像と狐の顔が、鳥居の後ろには緑の木々がみえました。それまで私はデザインのトレーニングのつもりで、イメージトレーニングを独学で6年ぐらい続けていて、いつもりんごの映像を浮かべるところからはじめて、皮をむいたり、その時は、すでにイメージで、ルービック・キューブまで完成出来るようになっていました。
右の後頭葉にイメージ画像、いつもの場所にイメージが現れました。わざわざ電話をすることはしませんでしたが。
電話は締め切られ、ユリゲラー本人が言った答えは…
『赤坂の氷川神社の鳥居。狐の顔が印象が強かったので送ったかもしれない』と…
その時から私の中で何かが大きく変わりました。その日以来不思議な奇跡的なことが普通に起こり始めました。
答えを電話しなかったのは、全て自分の頭のなかで作っていると思っていたからです。電話をかけた人は誰も正解が無かったのですが、私の中で何かが変わったのは確かです。」


それから、不思議人間が少しずつ不思議人間になっていき、今の不思議人間があるのも、ユリ・ゲラーのおかげかもしれません(笑)

ところで、超能力というものは、実は誰でも持っている力なのだそうです。
たとえば誰でもボールは投げられるけれど、150キロで投げられるのは、限られた人しかいない、という例えがありました。
持って生まれた身体的能力・資質、それに加えてある種の脳の状態になるための超能力者としての訓練、というか・・・まあ、簡単に言ってしまえば、そういうことなのかもしれません。

でも、今回発表されたCIAのファイルに関していうなら、内緒にしていたというより、表向きには彼の能力を否定する形であったようです。
それでも、ユリ・ゲラー自身はCIAから、秘密裏にその能力をいかした仕事を任されて、それなりの報酬を受け取っていたようですし、本物扱いされないほうが、エンターティナーを隠れ蓑にして気楽でよかったみたいですよ。


あと、この件を踏まえて思ったんですが、国が発表したことだって、意図的な嘘はあるのだなあと言うこと。
でも、その時は秘密である必要があったのだろうから仕方ないにしても、ただし、何年かたった後は、きちんと公に発表する。
これが民主国家
というものですよね。でなければ、権力を持つ者たちのやりたい放題の国家、国家の私物化につながってしまいますから。
アメリカがやることが全て良いとは思いませんが、このようなことは見習うべきことではないでしょうか。

民主国家であるならば、国家が関わった事案に対しては、主権者たる国民に説明しなければならないと思います。
秘密保護法で永久に隠すとか、総理夫人も関わっていた学校の国有地売却の書類や資料の廃棄など、もってのほかでしょう。
後者の場合は国家公務員として、罪に問われても仕方がないのではないかと思います。






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