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佐藤優氏の初夢の話

2015年08月27日 | ちょっと不思議
だいぶ前になりますが、今年1月16日、元外務官僚の佐藤優氏の書いた東京新聞「本音のコラム」に気になる内容のものがありまして、切り抜いていました。
コラムの内容は、亡き父が初夢に現れたこと、父は国家や政治を信用していなかったこと、その原因となった父の戦争体験の話をしっかり聞かなかった後悔等。

しかし、このコラムを読んで驚いたのは、夢でみた本のタイトルと著者名を、筆者が覚えていたこと(たいてい夢の話は曖昧で目が覚めれば忘れてしまうでしょ)と、その本を古書店で探したら、同じ本に遭遇したことです。
さり気なく書かれていますが、初夢って、まれにですが、大きなメッセージを伝えてくれることがありますよね。


父の本棚
佐藤 優    


 初夢に2000年に他界した父が出てきた。小学3、4年生の筆者に、父が本棚から焦げ茶色の表紙の本を取り出し、
「お父さんが夜学の工業学校に通っているとき、お金をためて買ったテレビの本だ。この本を読みながらお父さんは発明家になりたいと夢をふくらませていた」
と説明している。本の表紙には、通信省電気試験所技師・森友芳二郎著『テレビジョンの原理と製作』とある。
 父は1945年3月10日の東京大空襲に江戸川区で遭遇し、その直後に召集令状が来て陸軍航空隊の通信兵として中国大陸に渡った。戦後の就職難のときに、沖縄で米軍嘉手納基地建設に従事した。そこで後に筆者の母となる女性と知り合った。母が政治の力で平和を実現すべきだと考えていたのに対し、父は政治を全く信用していなかった。
 「優君、国家や政治を信用したらいけない。技術を持っていれば生き残ることができる」
というのが父の口癖だった。今になって思うと、父の政治不信の根源には、戦争体験がある。そのことについて父からきちんと話を聞かなかったことを後悔している。
 初夢に出てきた本が気になり、古書店で探すと見つかった。ラヂオ科学社から1938年に出た本だ。毎晩、20~30ページずつ読みながら、13歳の父がどういう夢を抱いていたのかについて考えている。
(作家・元外務省主任分析官)



佐藤優氏については、過去と現在、評価は別れる場合があるかもしれませんが、このコラムの意識レベルは、622と高いパワーのものでしたので、遅まきながらご紹介しました。500を超えるとスピリチュアルな領域からのエネルギーを受けています。

近年、佐藤氏は、故郷・沖縄の辺野古新基地建設反対のため、精力的に活動しています。
元外務官僚として、かつては最も政治と近いところにいた佐藤氏ですが、亡き父の口癖だった「国家や政治を信用するな」という言葉が、佐藤氏の心を後押ししているようにも感じます。
「技術を持っていれば生き残ることができる」は、お父様からの沖縄へのメッセージにも感じます。

佐藤氏は、今年4月に創設された辺野古基金の共同代表にも名を連ねています。(ちなみに辺野古基金の現在の合計額はこちらです。)

なんのために生まれて、何をして生きるのか……やなせたかしさんの作った「アンパンマン」の歌詞ですが、魂のレベルでそれに気づいた人は、強いです。


おまけ

2015 05 17 佐藤優「沖縄県民大会“止めよう辺野古新基地建設!”」



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