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過去からの手紙・未来からの励まし

2012年01月02日 | ちょっと不思議
2012年の自分が、今ここにいることが不思議に思える感覚があります。
過去だったのか、今だったのかわからないようなおかしな錯覚にとらわれることってないでしょうか。
認知症の父にとって、5分前に起こったことより、50年前の出来事の方が、リアルに起こっているように感じて生きていることは間違いないのですが(笑)

今年最初の記事にて、オフコースの「生まれ来る子供たちのために」という曲が聴きたくて、ご紹介しました。
youtubeに、アップしてくださった方の説明によりますと、1980年の新宿厚生年金会館でのコンサートのライブ録音だということです。

実は、私は、1980年の2月、この場所にいました。新宿厚生年金会館のオフコースのコンサート。しかし、チケットがなかったから、中には入れなかった。でも、どうしてだか行かずにはいられない気持ちが先立って、会場の外でずっと立っていました。
2月の夜、あの時の夜の寒かったこと、一人でそこにいて心細かったこと、でも頑固に?そこから帰る気にもなれず待っていた、エンジ色のジャケットを着た自分。そんな一瞬が、まるで突然よみがえってきたのです。

あの日のあの瞬間って、今、この曲を、あたたかい幸福な部屋で、2012年の自分のブログで紹介するための布石だったのだろうか・・とか、そんな思いがもたげてきたのです。
でなければ、めんどくさがりの私が、なぜ頑固にそんな行動をとったのか、自分でもよくわからないからです。
飯田史彦さんの魂の仮説に基づけば、人生の課題を自分で設定してくるのですから、こういう風に、「あ、あの時!」と思わせるような、さまざまな布石が、大小かかわらず、人生のそこ、ここに、用意してあって、あとでそういえば・・・って、あとになって得心したりすることがあるのだと思うのです。
だって、そういうことって今までも、何度かありましたから。

それに、当時は、将来のことが見えなくて、自分中心にしか物事を考えられなかった、いっぱいいっぱいの自分がいて、「生まれ来る子供たちのために」も、素敵な曲だと思ってはいても、今ほど切実にこの曲の意味を味わうことはできなかった・・・と確信します。
中に入れなかった、というのも象徴的なことかもしれない、なんて。考えすぎでしょうか(笑)

作家や音楽家やその他芸術家といわれる人々は、よく「降りてくる」という表現を使ったりしますが、自分を通して上からのメッセージを受け止めて作品にしている時があるように感じます。
1980年の小田和正さんが、2012年の私たちにも通じる普遍的なメッセージを伝えてくださるなら、時をつなげた、これは間違いなく降りてきた作品だと、勝手に言いきってしまいます(笑)

 

私が小学生5年生夏休み、おかしな夢を見ました。
それは、小学生の私が道路沿いの大きな古い家に、訪ねてゆくのですが、家の中に入ると、2階から坊主頭の白いシャツを着たお兄さんが、階段を下りてくるのです。
その時、どこからか女性の声がして、「この人と結婚するのよ」と聞こえました。

そのまま目が覚めたのですが、坊主頭の人がとても優しそうだったので、幸福な気持ちにつつまれて、強く印象に残っていました。この夢は忘れるともなく忘れていたものの、それでも頭の片隅では忘れられずに残っていたのです。

結婚して3年ほどたった時、ふとそのリアルな夢を突然思い出して、夫に話したところ、今の実家に引っ越す前に、国道沿いの古い蔵を改造した家に住んでいて、自分の部屋は2階だったこと、そして私の当時の年齢からすると、その時18歳の夫は高校生で坊主頭だったっていうんです。
もうその家は取り壊されて、なくなってしまったというのですが、そんなことより、あまりにも見事にあった符牒に、鳥肌が立ったものです。

それにしても、あの時の夢の中の声は、一体だれの声だったのか。もしかしたら、未来からの自分の声だったのかと。
あの時の夏休みは、家庭の事情があってさみしい夏休みでした。孤独な夏を、遠い未来の自分が、ちょっと励ましてくれたのかもしれないと、妄想しています(笑)

 

最近、うちの不思議人間がよく言うことは、「過去の自分にありがとう」という台詞。
いろいろな苦しい経験をさせてもらって、学んだこと、準備したこと、乗り越えてきたこと、それがあるから今の自分がある、「今の自分が過去の自分に助けられている」っていう意味で。

物理的なタイムマシンについては、さっぱりわかりませんが、私は人間のスピリチュアルな部分では、たとえ本人が意識していなくとも、たやすく時を行き来しているんじゃないかって感じています。


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