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「地球が静止する日」とアルジェリアの武装勢力鎮圧

2013年01月20日 | ふと思ったこと
先日、テレビでキアヌ・リーブス主演の映画「地球が静止する日」を見ました。
以下、ネタバレですが・・



この映画に出てくる宇宙からの使者(キアヌ・リーブス)は、言いました。

「地球は今、瀕死の状態だから、地球を救うために来た」と。

核の恐怖や汚染物質、地球温暖化、異常気象、砂漠化、人口爆発、食糧危機、水不足、生物多様性の危機、宇宙からの使者によって人類は救われるのか?・・・と思えば、さにあらず。

これだけ多くの生物が生きている星は、宇宙の中でも一握りしかない。この星を危機から救うためには、人間という一種類だけを滅ぼすことだ・・・と。
愛があるんだかないんだかわからない理由で、しかし、さもありなんという理由で、人類は滅ぼされることになってしまうんです。
例えば、生態系を壊すからと、尖閣諸島のヤギを殺処分するのとどこが違うの?と言われれば、返す言葉がないですもの。

しかも、その滅ぼし方は、すごかった。
目には見えないような極小かつどんな攻撃にも耐える最強の虫達が、細胞分裂をするかのようにどんどん増殖し、まるで煙が広がるように四方八方に広がって、すべてをあっという間に粉砕し尽くし、すべてを灰のように消してしまうという。
そのゴミも汚染も残さないエコな滅ぼし方?には、妙に感心させられた私・・・


今日のニュースでは、アルジェリアの人質を巻き込んだ武装勢力鎮圧に、フランスは評価をしていると言っていました。無関係の外国の人質の命が犠牲になっても、それは正しい判断だったというのです。
テロとの戦いと言って、いったん火をつけてしまえば、サダム・フセインを殺し、ウサマ・ビンラーディンを殺しても、現実はハリウッド映画のようには終われない。


「地球が静止する日」では、「人類は変われる」と女性学者は、繰り返し言うのだけれど。。
敵を殺すことが神の教えだと信じている宗教のようなものと、対話の余地はないと断言し、人質の命を犠牲にしても厭わない武力攻撃。
いったい、いつまで続けるのだろう。  ・・・・・変わろうよ、人類。


 人知れず、南極海の貝の殻が静かに溶けてゆきます。
   ↓
海の酸性化で「海の蝶」の殻が溶解、南極海調査



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2 コメント

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海洋酸性化 (地下水)
2013-01-20 21:16:25
 もう貝でも起きてるんですね。

 お魚が食べる、プランクトンの骨格が解けて、海の砂漠が広がるとなると恐ろしいです。漁業は本当に2050年に採算がとれなくなり壊滅すると言う、予測通りになってしまうのでしょうか・・・。
 でも、これからも極北のメタンガス田に、ブラジル沖の海底油田、日本近海のメタンハイドレートまで掘るそうですし、止まりません・・・。
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地下水さんへ (金木犀)
2013-01-21 12:12:36
コメントありがとうございます。
小さな貝といえど、食物連鎖の中ではどれもが、重要な役割を持ちますから、いずれ私達にも戻ってくるのでしょう。
海洋開発の影響が、海にどんなことをもたらすか、よくわからないのに、はじめてしまうのは、原発と同じ構図です。
海はずっと広大なものと思っていましたが、3.11で流された日本の漂着物がアメリカの海岸に続々と流れ着いています。
大きいと思っていたものだって、なんだって限度があるということですよね。
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