続・こころレッスン

うつ病(双極性障害Ⅱ型)と診断されています。こころのことを中心に、いろんな思いを綴っていく予定です。

頑張ることは悪いこと?

2009-09-19 19:40:00 | こころのこと
友人からメールがあり、突然部署の異動があり、10月から場所も少し離れたところへの勤務になるとのこと。
なのに後任も置かず、自分が今までしてきた仕事の価値は何だったのだろう?と深く落ち込み、憤りを感じているのが、よく伝わってきました。
社長が独断で決めたことで、周囲の反対を押し切っての人事。
本人はもちろん不服で、機会をみつけて、社長に話をしてみると言っていました。

とても真面目で、几帳面な人です。
また、人一倍頑張りやでもあります。
つきあいも長いのでわかるのですが、職場でもきっと、きちんとした仕事をしてきたことでしょう。

そんな話を聞いて、「頑張る」とは一体何だろう?と考えてしまいました。

花舞妓も、うつ病になったきっかけのひとつに、職場での頑張りが認められるどころか、やる気があるのかさえ疑われたショックから・・・というのがあります。
悔しくて悔しくて、泣きながら抗議しましたが、全否定されました。

自身の場合は、打たれ弱く、今まで生きてきた環境などのせいもあり、病気になってしまい、もともとの性格もあるのでしょうね、長期に渡っています。
20台後半で、社会人引退を余儀なくされた悔しさは、今もあります。
もちろん復帰も考えられますが、今現在は、まだ先は見えない状態です。

頑張る・・・。
それは大切なこと。
でも、昔と比べ、「頑張れ」という言葉より、「ぼちぼち」という言葉をかけることが増えた気がします。
頑張ることは、悪いこと?

そんなはずはない!と、花舞妓は声高に叫びたいと思います。
ただ、一生懸命頑張りつつも、幅を持たせるというか、全否定と考えるのではなく、そう見えた人もいたのだな、と気づかされただけの話、と考えてみる・・・。

そういう発想の転換みたいなのが、「ぼちぼち」の意味かなぁと最近思うのです。

うつ病かもしれない、と通院を始めてから、明日9月20日でまる7年になります。
良くなるまで、通院や自己の見つめなおし、頑張りたいと思います。