最近、無料のアクセス解析システムを導入した。使ってみると面白い。特に「生ログ」や「検索ワード」で、ブログ来訪者が意外なところから、意外なワードで、このブログに辿り着いているのを知り、チョットばかり驚いている。
ここ数日はなぜか『硫黄島からの手紙』を検索ワードにここに来ている人が多かった。最近DVDの発売やレンタルが始まったのだろうか?次いで、パッチギの製作者『李鳳宇』氏。これはつい最近『パッチギ』がテレビ放映され、その続編も公開されたからだろう。今朝はブログを開いてみたら、アクセス数がいきなり100近い数字を記録していたので(普通はせいぜい20~30なのに)調べてみたら、『ブロークバック・マウンテン』で来訪した人が圧倒的だった。やはりテレビ放映か、DVD絡みなのか?
「検索エンジン」はYahoo!が圧倒的に多く、次いでグーグル。そこに飛んでみたら、このブログが、検索ワードアクセス全体のどの位置(つまりアクセス・ランキング)にあるのかがわかる。数十万件ある中で「ブログ」カテゴリーではなく、なぜか「ウェブ」カテゴリーで、10位以内に入っていたりするから驚く。中には1位を記録しているものもある。そんなにこの記事が読まれていたん?と改めてビックリ?!
チョット怖いなと思ったのが、来訪者の所属を示す「リモートホスト」。中には「宮内庁」というものがあった。ボランティア先の美術館関連のも。もちろんせいぜい組織レベル、或いはどこにある端末かを知るレベル。個人なんて特定できない。それでも誰が読んでいるかわからない怖さを感じた。相手が私のブログ記事を読んで、何を感じたか、何を読み取ったか、こちらとしては知る由もないから。
本当かどうか知らないが、いつだったか、インターネットは元々米国が軍事目的で開発したものなので、「現職大統領の名前」や「米国」という言葉を使用したネット上の情報はすべて監視されているという記事を読んだことがある。膨大な量なので、当然コンピュータ・システムで量的監視をしているだけだと思うけど。
たとえブログ上でも下手なことは言えないと改めて思った。しかも過去に遡って見られているのだ。今や犯罪捜査でも、ネット上の発言や携帯履歴などを調べるのは当たり前。しかも捜査当局はいとも簡単に情報を洗い出す。私達が思っている以上に、発言は監視されていると言っていい。こちらが意図せずとも、日常の何気ない発言が、思わぬ波紋を呼ぶことだってあり得るだろう。そして、権力のさじ加減ひとつで情報発信は制限される可能性だってなきにしもあらずなのだ。一部の人々があまりにもインモラルなネット利用を続けたり、或いはネットを犯罪に悪用したり、ネット上で過激な発言を繰り返したりしたら、それを口実に、権力は監視、介入、そして統制と、その圧力を強めてくるのだろう。「言論の自由」なんて、かくも脆いものなのだ。
アクセス解析システムを導入してみたら、以上のようなことにまで思い至ったのだった。
ここ数日はなぜか『硫黄島からの手紙』を検索ワードにここに来ている人が多かった。最近DVDの発売やレンタルが始まったのだろうか?次いで、パッチギの製作者『李鳳宇』氏。これはつい最近『パッチギ』がテレビ放映され、その続編も公開されたからだろう。今朝はブログを開いてみたら、アクセス数がいきなり100近い数字を記録していたので(普通はせいぜい20~30なのに)調べてみたら、『ブロークバック・マウンテン』で来訪した人が圧倒的だった。やはりテレビ放映か、DVD絡みなのか?
「検索エンジン」はYahoo!が圧倒的に多く、次いでグーグル。そこに飛んでみたら、このブログが、検索ワードアクセス全体のどの位置(つまりアクセス・ランキング)にあるのかがわかる。数十万件ある中で「ブログ」カテゴリーではなく、なぜか「ウェブ」カテゴリーで、10位以内に入っていたりするから驚く。中には1位を記録しているものもある。そんなにこの記事が読まれていたん?と改めてビックリ?!
チョット怖いなと思ったのが、来訪者の所属を示す「リモートホスト」。中には「宮内庁」というものがあった。ボランティア先の美術館関連のも。もちろんせいぜい組織レベル、或いはどこにある端末かを知るレベル。個人なんて特定できない。それでも誰が読んでいるかわからない怖さを感じた。相手が私のブログ記事を読んで、何を感じたか、何を読み取ったか、こちらとしては知る由もないから。
本当かどうか知らないが、いつだったか、インターネットは元々米国が軍事目的で開発したものなので、「現職大統領の名前」や「米国」という言葉を使用したネット上の情報はすべて監視されているという記事を読んだことがある。膨大な量なので、当然コンピュータ・システムで量的監視をしているだけだと思うけど。
たとえブログ上でも下手なことは言えないと改めて思った。しかも過去に遡って見られているのだ。今や犯罪捜査でも、ネット上の発言や携帯履歴などを調べるのは当たり前。しかも捜査当局はいとも簡単に情報を洗い出す。私達が思っている以上に、発言は監視されていると言っていい。こちらが意図せずとも、日常の何気ない発言が、思わぬ波紋を呼ぶことだってあり得るだろう。そして、権力のさじ加減ひとつで情報発信は制限される可能性だってなきにしもあらずなのだ。一部の人々があまりにもインモラルなネット利用を続けたり、或いはネットを犯罪に悪用したり、ネット上で過激な発言を繰り返したりしたら、それを口実に、権力は監視、介入、そして統制と、その圧力を強めてくるのだろう。「言論の自由」なんて、かくも脆いものなのだ。
アクセス解析システムを導入してみたら、以上のようなことにまで思い至ったのだった。