因果は巡る～再び亀田選手

昨日行われた計量で再び顔を合わせた世界チャンプと亀田選手。
チャンプは先日言った通り、亀田にプレゼントを用意していた。
「紙オムツ」と「おしゃぶり」だ。握手も拒否されたらしい。
これに怒り心頭だったという亀田選手。
でも、これは先日のキューピー人形や非礼のお返しなんだよね。
自分の行為がエコーしただけ。怒るのは筋違いでは？

私は彼自身が嫌いなのではなく、気の毒なだけだ。
自分の息子と３、４才しか違わない少年が、
世界を舞台に活躍することは凄いことだと思うし、
それを応援したい気持ちもある。
今夕行われる世界戦の番宣ビデオを見た限りでは、
まさに父子鷹のたゆまぬ鍛錬の様子など、
今日に至るまでの彼の努力は嘘ではないし、涙ものだ。
父親への一途な信頼を見ても、彼がいかに素直で、
親の期待に応えようとする頑張り屋なのかがわかる。
歳の離れた幼い妹に注ぐ穏やかな眼差しも、
彼の心根の優しさを表わしている。
それだけに、彼の過剰なまでのネガティブな自己演出が
痛々しいのだ。無理してワルぶらなくても良いのに。

若い彼をミスリードしている大人達の無責任さには、
本当に腹が立つ。