↑今日も冬晴れ。なんと12月に入って雨の日は1日だけとか
とうとう政府は、米国産牛肉の輸入再開を決めたとか。
今月18日には第一便が空輸で成田に到着すると言う。
米国産牛肉頼みの吉野家などは今か今かと
その到着を待ちわびていることだろう。
一方、多くのスーパー等は仕入れに慎重な姿勢らしい。
我が家は元々牛肉をあまり食べないし、牛・豚・鶏肉は
基本的に身元のある程度わかる生協でしか買わない。
そんなに頻繁に外食をするわけでもないので、
今回の米国産牛肉輸入再開は、
あまり我が家には関係のない話かもしれない。
牛肉をあまり食べないのは、まず価格が高いこと、
BSEでイメージダウンしたこと、血が汚れること、
そして味に関しては、たまに食べるからこそ、
おいしく感じられる食材だと思うからだ。
元々明治まで日本人の食習慣の中になかった食材
だから、私達日本人の身体に必須のものでもない。
やむを得ずスーパー等で豚肉等を購入した時は、
必ず熱湯と少量の塩と酒で茹でることにしている。
茹で汁は思い切って捨てる。スーパー等で販売の
肉には見栄えや持ちを良くするために、
何らかの薬剤が添加されていると、本で読んだからだ。
茹でると肉本来の風味が損なわれると思ったら、
案外そうでもなくて、却ってうま味が増すような気がする。
そういう処理が難しい挽肉は最初から買わない。
最近は同じ蛋白質と言うことで、肉や魚の代わりに
大豆食品もよく口にするようになった。
豆腐、納豆、油揚げ、豆乳、生協の大豆の缶詰等。
(他に大豆と言えば「おから」や「きな粉」も)
ただ、これは遺伝子組み換え作物か否かに
神経を使うけど。
中東の生活では、米国と違って日本食が入手困難なので、
乾物が重宝した。たまにはひじきの煮物が食べたい、
と思ったら、乾物のひじきを水で戻して、
にんじんを短冊切りにし、油揚げの代わりに、
同じ蛋白質だからと卵焼きを短冊切りにして使い、
砂糖、醤油、酒、みりんで調味した。
その時の食習慣もあって、乾物は今も身近な食材だ。
同じ口に入れるものという意味では、薬にも気を遣う。
最近は医薬分業が進んで、医院の処方箋を調剤薬局に
持って行って薬を受け取る仕組みが主流だと思う。
その際、情報開示や飲み間違いを防ぐ目的もあってか、
渡される薬の詳細な効能書きがついてくる。
私はそれだけでは心配で、『医者からもらった薬が
わかる本』で、ひとつひとつの薬をチェックする。
特に飲み合わせの相性を確認する。以前通っていた
病院で、便秘薬と下痢止めの薬を一度に処方されて、
その本でチェックしたら、ドンピシャ”一緒に服用
してはいけない薬”に二つの薬の名前が記されて
いたのだ。こんな飲み合わせ、私のお腹がどうか
なってしまう。以来、その病院には行っていない。
食育に関しても、生協の啓蒙記事を参考にしている。
「おやつ」の考え方も、食間の長い午後の八つ時
(今でいうと午後3時)に何かを口にすることに
意味があるのだから、別に甘いお菓子を子供に
買って与えなければいけないわけでもない。
我が家は以前からおにぎりだ。いつだったかの
生協のカタログ内の食育情報でも、
日本人のおやつには、おにぎりが一番!と
書いてあり、我が意を得たり、と思った。
息子もお腹を空かせて帰って来るので、
最近は特大おにぎりを作ってあげている。
彼はそれをペロリと平らげてしまう。
今の世の中、いろいろと大変だが、家族の為に
自分でできること、自分にできることは、
それなりにたくさんあるような気がする。