はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

(1)試写会『Mr.ビーン~カンヌで大迷惑?!』

2008年01月12日 | 映画(2007-08年公開)


AOLの試写会で見て来ました。

相変わらずMr.ビーンは鼻につく
”へんなおじさん”ぶりでした。

私の頭が固いんでしょうかねえ…
特に前半は自分の失態を誤魔化すためなら、
自分のやりたいことを貫くためなら、
周りの人にどんな迷惑をかけるのもお構いなしな
”自己中”ぶりが、正直頭に来ました。
こんな人の隣にはいたくなーい(--#)。
ところが因果応報とばかりに後半では
Mr.ビーンにもそれなりの災難が降りかかります。
これでプラマイゼロとなりました。あ~良かった。

ハチャメチャな物語も最後は馬鹿馬鹿しいほどの…(以下省略)
まあ、こんなものでしょう。
これはMr.ビーンのワンマンショーを楽しむ作品ですから。
某有名俳優の"nothing"連発も笑えたけど。
後腐れなしに(笑った側から忘れる)
瞬間瞬間の笑いを楽しみましょう!

劇中のMr.ビーン以上に気になったのは、
後方の女性客二人がやたらと五月蝿かったこと。
お笑い映画だから爆笑するのはまだしも、
イチイチ感想を言うのがハッキリ言ってウザイ。
誰もあなた達のコメントなんか聴きたくないって。
観客は映画を見に来ているんだから。

自宅で二人だけでDVDを見ているわけじゃないんだし、
周りの観客は、彼女達をMr.ビーン以上に迷惑な存在に
感じたと思います。実際わざわざ振り返って
睨んでいる人が何人もいましたから。
【追記】改めて考えるに、元々Mr.ビーン・シリーズは
10年以上前に英国で驚異的な高視聴率を獲得したテレビ番組
だったのですよね。お茶の間(英国で言えばfamily room?)で、
ポテチなどをつまみながらテレビ版Mr.ビーンを見てゲラゲラ笑い、
時にはテレビに向かってツッコミを入れるなどして
人々は楽しんでいたのかもしれない。件の女性達はそのノリで
見てしまったのかも。つくづく罪作りなMr.ビーンだわ(笑)。


とまれ何かに付けケジメのない人っていますね。
基本的に(近隣に迷惑をかけない限り何をしても良い)自宅と
公共の場では、きちんと区別して振る舞うべきでしょう。
それが社会人ってもんです。

おかげで映画の面白さも半減です(--#)…
なんて言ったら映画が可哀相すぎますかね。
周りに気兼ねなく思いっ切り自分流に楽しみたいなら、
後でDVDを買って自宅で、に限りますね。
もしかしたらMr.ビーンの映画を見ながら
お行儀が良いのは日本だけなのかもしれませんが…
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