はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

1泊2日で大阪を楽しむ(8)映画好きには堪らないUSJ(後編)

2011年07月08日 | 関西を楽しもう♪


 USJ関連のパンフレット類を集めてみました。これらを眺めるだけでも、楽しかったUSJの思い出が蘇りますheart

 今年はUSJ開業10周年と言うことで、タレントのベッキーを「10周年大使」に迎え、さまざまな期間限定イベントが目白押しのようです。さらに私達が来なかった数年の間(一昨年、本場米国のUSHには行ったのですが)に、新しいアトラクションもお目見えしたらしい。

 また、連続した2日間の内、1日目は15時から入場、2日目は終日入場が可能で、全てのアトラクションを、大人8,900円、子供6,600円で楽しめるお得なパス「トワイライト&デイ・パス」も期間限定で販売されており、今年はUSJファンには堪らない、特別な1年のようです。

移動の途中に見かけた"Hello Kitty Anniversary Concert"
 ただ、私達夫婦は10周年イベントを味わい尽くそうなんて野心は一切なく(笑)、いつも通りにUSJならではの映画の世界に浸って1日を過ごせたらなと思い、"途中で特別イベントに出くわしたら儲けもの"程度に考えて、以前からあるアトラクションを中心に園内を周遊しましたrun

 そこで幸運にも、路上の特設ステージで繰り広げられる"Hello Kitty Anniversary Concert"を目にしました。Hello Kittyとその仲間達が、外国人キャストと歌い踊る華やかなステージです。外国人キャストが流ちょうな日本語で歌っていたのが印象的でした。

 しかし、いくらHello Kittyが今や国境を越えて世界的人気を博しているとは言え、USとはどんな関わりがあるのだろうと、ふと冷静になって考えてみると、少し無理矢理感が否めませんでした。Hello Kittyが過去に映画化されたのならともかくhekomi…まあ、あまり深く考えずに、USJの10周年を、日本のキャラクターも共に祝いましょう、と言うことなのかもしれません。オーデションを経ての出演であろうキャストのステージ・パフォーマンスは、なかなかのものでしたheart

 今回は限られた時間の中で、当初期待した以上に様々なアトラクション(←クリックすれば、公式サイトにジャンプできます)を楽しめました。順不同に列挙すると、(初!)「スペース・ファンタジー・ライド」「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン」「ジョーズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロールショー」「セサミストリート4・Dムービーマジック」「シュレック4・Dアドベンチャー」「ターミネーター2:3-D」「ウォーターワールド」と、なんと9つのアトラクションを、殆ど待ち時間のロスもなく楽しめたのですmeromero2meromero2meromero2 

 この日は曇天だった前日とはうって変わって、雲一つ無い快晴でした。まだ5月初旬だというのに、陽光が眩しいくらいでした。写真のエリアは、「スパイダーマン」の舞台となったニューヨークの街並みを(あり得ない密度で(笑)観光名所を一角に詰め込んでwink)再現しています。

 フランク・ロイド・ライト設計によるユニークなコーン形をしたグッゲンハイム美術館、威風堂々とした佇まいのNY証券取引所(以前、参加した東大教授を講師に迎えた市民連続講座で、新興国米国は歴史と伝統への憧れもあって、公共建築では古代ヨーロッパの神殿建築の流れを汲むスタイルに拘った、と聞きました)、そして象徴的な摩天楼のビル群。日本にいながらにして、ちょっとした海外旅行気分が味わえる?!

 あいにく定番の「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」や「バックドラフト」や、新登場のライド系アトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(ローラーコースター)」は逃してしまいましたが、それでも十分満足ですkirakira2

 個々のアトラクションについての感想は次のページでexclamation2

 ところで、こうしたテーマパークで、私にとって悩みの種なのは食事です。正直なところ、「値段が高い」「(値段の割に)おいしくない」「いつも混雑」と言うのが、私がテーマパークのカフェ&レストランに対して抱く印象です。しかも、基本的にパーク内への食べ物の持ち込みは不可と来ている。もちろん、テーマパークは園内で非現実感を損なわないことが大事だと思うので、「外からの持ち込み不可」に関しては納得しています。

 おそらく、それなりにお金を出せば、それなりに美味しい物があるのかもしれませんが、私個人は庶民感覚を大幅に超えた金額を出してまで、テーマパークの食事で味や栄養価に拘る気持ちはありません(←海外の、特に先進国は一般的にそうですね。ランチでもひとり2,000~3,000円出さなければ、日本のカフェ&レストランで1,000~1,500円で提供されているようなランチにはありつけません。私が個人旅行で常に頭を悩ませるところです。その意味で、日本はB級グルメや定食メニューが充実しているので、先進国の中では旅行中も例外的に食費を安く上げることができる国だと思います)

 そんな私が今回利用したのは、「スヌーピー・バックロット・カフェ」。所謂バーガーショップburgerなのですが、価格は一般のバーガーショップに比べて高めとは言え、味もボリュームもまあまま満足の行くもの(と言っても空きっ腹を満たす程度ですが…とにかくこの日は時間との勝負?なので、贅沢は言いません。もしかしたら、USHで食べたハンバーガーセットがさらに高い価格で、あまりに酷い代物だったのでhekomi、それと比較してマトモに見えただけなのかもしれません)。何よりキュートなスヌーピーのキャラクターに溢れた内装が楽しく、明るく、清潔感がありました。時間を混雑のピークからずらして行ったので、朝から歩きづめの足を休めて、比較的のんびり食事を楽しめたのも良かったですねmeromero2

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