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はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

ドバイ・バブルの終焉

2009年11月28日 | 気になったニュース
バブルは弾けるもの。

ブームは去るもの。

熱は冷めるもの。

何事も異様な盛り上がりは要注意。

狂乱とも言うべき盛り上げを見せて、

熱に浮かされている人々に、

冷や水を浴びせるかのように、
気がつけば足下に断崖が迫っているかのように、

はたまたグラフに喩えるならば、
折れ線グラフの頂点が急降下で底を打ち、

その厳しい現実を見せつける。

後に残るのは膨大な借金か、
累々たる金の亡者の屍か、
兵どもが夢の跡か…

世界の混乱か。

虚業に振り回される実業の悲劇。
政府の無策に悲鳴を上げる日本経済。

来年、世界はどうなっているのか?
日本は国の体(経済大国?技術立国?)を成しているのか?
果たして国民の暮らしは立ち行けるのか?

ドバイはアラブ首長国連邦に7つある首長国のひとつ。
石油依存脱却を目指して経済開発を積極的に進め、
中東の金融センターの地位を確立するも、
米国発の世界同時不況の波には勝てず、
大規模不動産事業は頓挫した。

アラブのオイルマネーを当て込んで、
金を出したヨーロッパの金融機関は真っ青だ。
$が売られ、ユーロが売られた。

世界同時株安に、世界は恐怖した。
さらに進んだ円高に、日本経済は悲鳴を上げている。

一方で、これはチャンスだ、と言う経済の専門家もいる。

欧米の白人支配は終わりを告げ、
これからは中国・インドを抱える、
アジアの時代になると。
そのインフラ整備に、
日本の技術が生かされる時が来たと。

できれば危機を、
チャンスに変えて欲しい。

そこで気懸かりなのは、
頼りない政府である。
くれぐれも国民の足を引っ張るでないよ。
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