愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

タイのシュノーケリング2

2019年06月26日 | 美容

タイへのシュノーケリングは島の空港に着いた途端にスコールが降ってきた。

 

 

 

 

ホテルまでは車で約1時間。

 

 

 

ところが5分ほど走ると、雨がやんだ。

 

 

 

街路灯がないために、車のヘッドライトと道端の店の灯りだけが頼りである。

 

 

 

 

それなのにホテルの迎えのリムジンを運転しているお兄ちゃんは、びゅんびゅんとぶっ飛ばす。

 

 

 

 

メーターを見ると100キロである。

 

 

 

 

その横をカブに乗ったおじさん、カップル、親子連れが走る。

 

 

 

みなノーヘルだ。

 

 

 

 

若い男の子たちは、みなとてもお洒落で、SMAPのメンバーみたいな子ばかりである。

 

 

 

 

スーツ姿でカブに乗っている女性もいる。

 

 

 

 

なかには友達3人や親子4人でカブに乗っている人々もいる。

 

 

 

 

お父さんが運転して、荷台にはお母さんが乗り、子供二人が両親に挟まって、サンドイッチ状態になったまま、傘もささず雨の中を疾走していく。

 

 

 

 

彼らのそんな姿を見ると、何だかとてもかっこいいように思えてきた。

 

 

 

 

道端の店は戸や壁がないところが殆どで、外から丸見えだ。

 

 

 

 

なかは子供の時、町内にあった、中華屋の来々軒みたいだ。

 

 

 

 

店のテレビの前には何人もの人が集まっていた。

 

 

 

 

何を見ているかと信号で車が止まった時に、見てみたらボクシングを放送している。

 

 

 

 

「むかし、こういう風景を見たことがあるなぁ」と懐かしがっているうちに車はホテルへと到着した。

 

 

 

 

 

ホテルは海のすぐそばに建っていた。

 

 

 

 

ホテル以外の場所に食事に行くには車で2,30分走らなければいけない。

 

 

 

何もない本当に静かなところである。

 

 

 

 

フロントにも室内にも時計がなく、ここにいると時間が全て忘れられそうだった。

 

 

 

 

エレベーターも一基しかなく、6階以上は階段を使う。

 

 

 

 

夜、部屋に戻るために廊下を歩いていると、いたるところに白っぽいヤモリがはりついていて、人の気配を察すると、ささっと逃げる。

 

 

 

 

こういう種類の生き物が嫌いな人だと、とてもじゃないけど、いられないようなホテルだった。

 

 

つづく

 

 

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