2013年 中国であるカップルが結婚写真を撮影する際に
白い鳩を100羽放しました。
ところが撮影後、撮影を見物していた近所の住民らが
鳩を食べるために殺到して全ての鳩が捕獲されてしまいました。
日本では、公園や神社やお寺で多くの鳩がたむろしてますが、
日本に来た中国人がその鳩を捕まえて食べないことに
驚くのだそうです。
日本では鳥獣保護法なるもので公園や街中にいる鳩を捕獲して
食べることはもちろん、傷つけることも禁止されているようです。
そして、保護法云々以前に
それらの鳩にはウィルスや細菌を保持しているので
安易に食べることは危険なようです。
と言うか、公園や神社仏閣にいるのが
鶏ならまだしも鳩を食べるなんて発想がありません。
そう言えば外国人観光客にチキン・テンプルとまで呼ばれていた
神戸長田神社境内にいた数多くの鶏が姿を消したのは
もしかしたら………。
鳩を食べる文化がある国は中国に限らず、
ヨーロッパ、中近東、アジアの複数の国では
普通に食べられているようです。
なので鳩を食べることへの是非ではなくて
撮影のために放した鳩に多くの人が群がり捕獲するって
仮に財布を落とした瞬間に人が群がるのと同じでしょう。
横転し散乱したトラックの積荷に近所の住民がわーっと群がり、
勝手に持って帰る様子の動画が色々と観ることが出来ますが、
あれって窃盗ではないの?ではないの?ではなくて
国は違えどさすがに窃盗ですよね。
通常の状態と違ってしまえば所有権が放棄されたものとみなされて
誰のものでもなく取った人の物になる?
そんなことは無いと思うのですが、どうなんでしょうね。
日本では、野菜にしても果物にしても
ちょっと傷がついたものは売り物にならないようなので
トラックの積荷が野菜や果物、魚等だった場合には、
破棄する費用がいらなくなる分、
事故現場から持って帰ってもらった方が
ぶちまけた業者は助かるような気もしたりして。
その様な事が身近でそうそう起きるとは思えませんが、
犯罪かどうか、モラル的にどうか、あさましいかどうか等々、
そんなこと考えたことがなかったなあ。