私達はそう易々と出来た人間になれないもので
時には、誰かに愚痴を聞いてもらったり、
文句を言ってしまうのも
ストレスのガス抜きのようなもので、
いたしかたありません。
なのですが、
ガスを抜いても抜いてもスッキリせず、
不平不満のガスを生産する刺激が、
そこらじゅうにあると感じているとしたなら、
ただのガス抜きのレベルではありません。
自分が辛くなるだけではなく、
それが態度に現れたり、
周りにぶちまけていたりすると
次第に色々なものが壊れて行きます。
このような状態を立て直すためには、
自分が気持ち良くなるには、
誰かや組織等の、自分以外のものが
自分の思うようなものでなくてはならない、
つまり、
変わるのはあなたであって
私ではない。と言った気持ちについて
見つめ直す必要があります。
物事は思うようになる事よりも
ならない事の方が多ですし、
人はあなたを幸せにするためだけに
生まれてきた訳ではありませんし、
あなた組織の長でない限り、
組織を想うように動かすことなど出来るわけがありません。
「変わるのはあなたであって私では無い。」は、
待ちの構えです。
組織、あの人が変わるまで待つ。
自分がどのような道具を持っていようが、
能力を持っていようが、
それが始動することはなくなります。
ゆえに、待ち続けている間、
そのガスは生産され続けることになりますし、
力づくに自分以外のものを変えようとすると、
周りとの対立が激化してますますガスの生産に
拍車がかかることになります。
これは相手だけを変えようとしていることで
問題がややこしく困難なものになっているもので、
まずは、自分が変わる事が出来るものを変えてみる。
自分が変わったら相手も変わったりするものです。
子供の頃の「お前がやれば俺もやるよ。」とか
「お前がやらないんだから俺もやらない。」とか、
「あいつが謝らないから俺も謝らない。」ではなく、
「まず俺がやるから、その後は任せた。」の精神で
ちょっと頑張ってカッコイイ大人をやってみると
それだけで物事が上手く行き始めたりするものです。
ちょっとカッコイイ大人になることを
どうしても拒否する気持ちがあるようなら、
それは、劣等感や無力感の衣をまとった
自己イメージが邪魔をしている可能性があります。
そうなると、それを個人で打破するのは難しいかもしれませんので、
近くの専門家の力を貸してもらう必要があるかもしれません。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
私は、このブログを読んで
こう思いました……
Yes we can !!
Thank You