ちょっと遅れましたが、
20日にニカラグアのララ選手を
挑戦者に迎えた世界戦を
見事KOで勝利した
井岡選手について書かせてもらいます。
いや~
井岡選手。強かったですねえ。
相手のララ選手は
目下18連勝中で
あのロマゴンと何度もスパーリングを重ねたと
言うだけあって
ゴングが鳴ってからのそれは
止むことのない手数によって
相手の牙城を押しつぶすロマゴンのスタイルと
よく似ていたように映りました。
迫力はロマゴンほどでは無かったと言えども
それを冷静沈着に捌きながら
的確なパンチをビシッビシッと叩き込み
功を焦らず
徹頭徹尾貫き通して
防御に少しの綻びも見せなかったのは、
感服しました。
私が思うに
井岡一翔選手のスタイルは、
ボクシングを学ぶ人たちにとって
最初の手本となるスタイルで
守破離の守の部分を
どんどんと高めていった形のように思います。
だから美しさを感じます。上手さを感じます。
ゆえに、
強さとか怖さを相手に感じさせることには
ならないかもしれませんが、
いざ戦ってみると
対戦相手は、ラウンドが進むごとに削られ、
ダメージが蓄積していく。
長くボクシングを見たなかで
強い選手や魅力的な選手はいましたが、
すでにザ、ボクシングと言えば井岡一翔だったよなと
長く語られるだけの選手かと思うのです。
次の相手として噂されているのが
メキシコの現WBAフライ級のスーパー王者の
エストラーダの名前があがっているようです。
この選手、スーパー王者なんですから
当然と言えば当然なのですが
相当強いです。
ロマゴンとかピロリアとかの
一流処とも戦っていて
そういった意味でキャリアも井岡選手よりも
上だと言って良いかもしれません。
この選手に勝ち切ると
いよいよ世界が、ラスベガスが放っておかない
選手になるのではないでしょうか。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計