KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

良いニュースが欲しい

2021年05月15日 | 俳句
天気 晴

昨日の続きの、宮島を船から撮ったもの。

目まいに加えて、微熱まではいかない、平熱よりも0.3~0.5℃高い状態が、一昨日から続いている。かったるい。頭をよぎるのはコロナ、の三文字で、でもそれ以上にはならないし、第一、額で測ると低く出るので看護師も問題視しない。咳と頭痛と倦怠感、が今のコロナの三大症状らしい。頚椎が痛いと、頭痛も少しでてくるし、倦怠感なんて気象病のときは一年中あるし。咳は、全くないけれど。

という状況でも、俳句はやめていません。
10日が結社誌の投句締め切り、15日が季刊の俳句誌の投句締め切り、そして、今日はネット句会の投句の日・・
忙しい。全部で15句、ネットは私の苦手な席題句会。題が出るので、想像力で作らねばならない。
で、今月は「青」「繭」
青なら、季語にもそうでない日常にも材料には困らない。でも、繭? たしか夏の季語。繭ねえ・・

繭には関係ないが、青(緑)は何とかしなくちゃ、と、青い海の写真を出してきた。海なんて、昨日の続きの広島旅行の写真しかない。宮島へ行ったときのものを眺めて、少しは海に青を求めてみた。緑=青の方は、近くの体験で何とかなった。
 
上げ潮になってきた厳島神社の大鳥居。



で、句は・・難しいですねえ。それでも締め切りが迫れば何とかなるもので。
世間にも私にも何も良いニュースがないので、せめてネット句会の成績が良いことだけ祈ろう。
句会には出さなかった「写真俳句」です。

青葉潮たぷたぷ海の大鳥居  KUMI
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新緑もお終い?

2021年05月14日 | 俳句
天気 晴

五月の光の中で輝く楓の新緑・・こんな風景も、今日でお終い?明日からは天気が下り坂らしい。写真は、2018年の5月、広島旅行のもの。たった3年前なのに、あんなに元気だった自分が信じられない。


というのも気象病、と称して見えないものと闘っていた昨日のトドメは、寝る前に襲ってきた目まいだった。「目まい度」というのは測れないので、地震に当てはめることにしている。
ほぼ震度6くらいの揺れに突然襲われて、部屋が斜めになった。怖い・・倒れたら怪我する・・と思い、「地震」の大揺れがおさまってから部屋を出た。無論ベッドサイドに緊急連絡用のブザーはあるけれど、ベッドへ上るよりも廊下へ出た方が早いし倒れても安全だ。
やっとのこと、廊下へ出て手摺りに掴まって夜勤介護士の居るラウンジまでの数歩。何とか倒れずに済んだ。

ともあれ、どこがどうということもない。体温・血圧・酸素濃度、どれも問題視するほどの値でもなく・・何とか今日になった。
それでも、人の居る、ということは心強い。去年のGWの最中にひどい目まいに襲われて、吐き気で食事を三日間くらい摂れなかったことを思い出した。その「事件」前に目まいについては三半規管やら脳やら、あらゆる検査をして、どこにも異常がなかったので、何があってもひたすら我慢我慢だった。
独りでの我慢は心細い。ここなら、本当に倒れてしまえば救急車を呼んでくれるし、昨夜は介護士が携帯電話で、訪問診療のドクターに症状を話して処置を仰いで。何もしてくれなくても、一人ではない、と思えるので我慢出来る。

昨夜は落ち着いてからベッドに横になったものの、まだ体が斜めになるようで、眠れなかった。今日はかなり回復したが、晴天を恨めしく眺めながら部屋でおとなしくするしかなく。
ただ、去年のGWのときと違うのは、食欲はある。去年は、吐き気がしてヨーグルト以外は受け付けない日があった。今は、出された食事を完食しているので大丈夫。今夜も無事、という保証はない。今日の夜勤の介護士さんに「見回りの時に気をつけてね、倒れているかも」と頼んでおいた。

今朝は、久しぶりに富士山がぼんやりと見えた。

遠富士の雪渓雲に紛れけり   KUMI
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遠ざかる青空

2021年05月13日 | 俳句
天気 雨

写真は、2年前の今頃のもの。そろそろユリの木の花が咲く頃だ。散歩道だった都立公園、15分もあれば行けるのに、今は遠い存在になってしまった。でも、写真に小さく写っている飛行機は今もここから見える。いつも同じ時刻に飛ぶので、調布飛行場からのどこか離島へ行く定期便だと思う。調べてみよう・・と思いつついつも忘れる。

今日は走り梅雨のような雨。「緑雨」も「夏の雨」も同じ、と歳時記にはあるけれど、新緑の色の落ちつく今頃の雨に、いちばん似合うのが「緑雨」という季語のような気がする。
とはいえ、「気象病」の私にはちょっとキツイ天候。気温も気圧も下がって、夏らしさが失われ・・朝から目まいと息苦しさと。
昨日だったか、ラジオを聴いていたら(最近はFM東京が多い)名前の解らないキャスターが「どうも気圧が下がるようで・・僕みたいな気象病にはキツイです」と言っていて、あれ?健康な若い男性にもそういう人が居るのだ、と少しびっくり。でも、気象病を放送で広めてくれるのは有難い。頭痛持ちでないのが幸いだが・・とにかく、一日耐えるしかない。
午後、巡回してくれる看護師さんがいつものように検温したら、36.8℃もある。え?これって、平熱の低い私には喉の腫れた時に出るもの。もっと上がったらコロナの兆し・・
でも、風邪の症状は何もなく、ひたすら気象病の症状のみだ。
ワクチン打つまで、コロナは来ないでください、お願いです。
それ以後、36.5℃止まりなので大丈夫だろう。味覚も正常で食欲はあるから心配ない・・と思うことにしている。

さて、週間天気予報を見たら、週末以後、曇マークに雨マークばかりが続いている。もう梅雨の走り・・いえ、今年はもしかしたら来週にも梅雨入りになるかも、と。南九州はもう梅雨入りしているし、冗談でしょう、とも言えない。せっかくの五月は太陽にも見放されてしまったようだ。

傘差さず緑雨の街を歩みたし  KUMI
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初夏の花

2021年05月12日 | 俳句
天気 晴のち曇

どうしても必要な用があり、郵便局へ行った帰路、お花探しのお散歩。
上の写真は正真正銘の「アヤメ」。もう終わっているかと思ったら、まだ咲き始めだった。
とにかく、アヤメや花菖蒲・アイリスのたぐいは、どれが何やら良く解らない。アヤメは「綾の模様がある」と教わったので、間違いないと思うけれど・・溜息。

元のマンション近くの動物病院のマスコット。久しぶりです。


患者?犬が、この犬に吠えかかっていたことがあるけれど、人形を何だと思ったのだろう?
薔薇はやはり今の季節の女王。


珍しい花の咲いている家があった。新しい大きな家で、庭に人の気配がないので塀から見える花をパチリ。茉莉花(マツリカ)に似ているが、何で三色になるの?


ちょうど、お隣から老婦人が買い物に行くのか出てきて「珍しい花でしょう」と話しかけてきた。「なんという花ですか」と訊いたが「私、詳しくなくて」と、その家の庭を覗き込み「今は留守のよう」と。
スマホの写真はその場から図鑑で調べられるが、そんなの人さまの前でするのは、ちょっとバツが悪いのでやめておいた。
あとで見ると、「ニオイバンマツリ」だった。マスクを外せば香りがしたのだろう。
始めは真っ白で、だんだんと紫になるらしい。咲き始めは白くて、だんだん黄色がかってくる忍冬(スイカズラ)と同じだ。今日の最大の収穫。
良い花を見ると、昔、職場の大正生まれの先輩に言われたことを思い出す。
「花が好きだと、齢をとってから退屈しないよ」と。
仕事は全くダメな人だったけれど、私とはそこの部分だけ、話が合った。ほんと、花に興味があると見えない四季も見えてくる。
先月末、同じテーブルで食事するお姉さまたちに「林にえごの花がそろそろ咲きますよ」と言ったら、二人とも「えごの花」を知らなかった。車椅子のお二人に、せめて窓から見える林のことを教えたかったのに・・去年も咲いたのを見ていなかったようで。興味なさそうなのでそれでお終い。
知らなくても長生きは出来ますけれどねえ・・

緑蔭にほつとマスクを外しけり  KUMI

(今年でないと通用しない句)

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緊急事態宣言延長

2021年05月11日 | 俳句
天気 曇一時小雨

写真は、今日の午後の隣駅のコンコース。Wの付属小学校の一年生が帰る時間帯だ。先生が、駅の改札まで引率して列になってくる。大きなランドセルでの電車通学・・少し可哀そうになる。しかもコロナ禍ではなおのこと。
でも、ちゃんと勉強すればW大学までずっと保障されるのよねえ、このあたりの小学校受験では憧れの学校でございます。

緊急事態宣言、って今日までを5月末までに延長した?
デパートが休みで、駅の周辺の人出は減っている。駅ビルも1階の食料品の店と地下の食品売り場しか営業していない。
駅前のラーメン屋、いつも店の中が見えるので(換気で開けっ放し)気になっていた無防備なカウンター席、やっとアクリル板の仕切りが入った。緊急事態に入ったときに入れたのだろう。
最近、市内の感染者がとても多くなった。市のHPで確認すると、人数とその年齢を公表していて、70才以上の高齢者は思いのほか少ない。全くない日もある。複数の患者のある日は必ず20代だけは居る。
あらためて「緊急事態」なんて言われなくても、私は去年の春先からず~~~っと同じような日々で、ここへ移ってからは自粛ではなく監禁状態が厳しくなって、何だかもう、世の中は良い方向へ行くとは思えない日々で・・それでも、ワクチン打てば何とか、この事態を抜けるまで生きていられるかもしれない、と思ったりして。

でも、大阪を追いつけ追い越せ、という勢いで感染の拡がる東京。大阪の毎日何十人という亡くなる人の数に、去年のニューヨークの光景が重なる。大阪よりも東京の方がその光景に近くなりそうな・・いやいや、そんな悪夢は来ない、きっとワクチンが効いてくれる。でもワクチンの効かない新しい変異種がどんどん巷に溢れてきて・・

などと色々考えるのは心身に悪い。
とにかく、信じてワクチンを打とう。

はつなつや傘は開かぬ街の雨  KUMI
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