KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

初夏の花

2021年05月12日 | 俳句
天気 晴のち曇

どうしても必要な用があり、郵便局へ行った帰路、お花探しのお散歩。
上の写真は正真正銘の「アヤメ」。もう終わっているかと思ったら、まだ咲き始めだった。
とにかく、アヤメや花菖蒲・アイリスのたぐいは、どれが何やら良く解らない。アヤメは「綾の模様がある」と教わったので、間違いないと思うけれど・・溜息。

元のマンション近くの動物病院のマスコット。久しぶりです。


患者?犬が、この犬に吠えかかっていたことがあるけれど、人形を何だと思ったのだろう?
薔薇はやはり今の季節の女王。


珍しい花の咲いている家があった。新しい大きな家で、庭に人の気配がないので塀から見える花をパチリ。茉莉花(マツリカ)に似ているが、何で三色になるの?


ちょうど、お隣から老婦人が買い物に行くのか出てきて「珍しい花でしょう」と話しかけてきた。「なんという花ですか」と訊いたが「私、詳しくなくて」と、その家の庭を覗き込み「今は留守のよう」と。
スマホの写真はその場から図鑑で調べられるが、そんなの人さまの前でするのは、ちょっとバツが悪いのでやめておいた。
あとで見ると、「ニオイバンマツリ」だった。マスクを外せば香りがしたのだろう。
始めは真っ白で、だんだんと紫になるらしい。咲き始めは白くて、だんだん黄色がかってくる忍冬(スイカズラ)と同じだ。今日の最大の収穫。
良い花を見ると、昔、職場の大正生まれの先輩に言われたことを思い出す。
「花が好きだと、齢をとってから退屈しないよ」と。
仕事は全くダメな人だったけれど、私とはそこの部分だけ、話が合った。ほんと、花に興味があると見えない四季も見えてくる。
先月末、同じテーブルで食事するお姉さまたちに「林にえごの花がそろそろ咲きますよ」と言ったら、二人とも「えごの花」を知らなかった。車椅子のお二人に、せめて窓から見える林のことを教えたかったのに・・去年も咲いたのを見ていなかったようで。興味なさそうなのでそれでお終い。
知らなくても長生きは出来ますけれどねえ・・

緑蔭にほつとマスクを外しけり  KUMI

(今年でないと通用しない句)

コメント (6)
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