天気 晴のち曇
写真は、昨日のものと同じ日に池の畔で撮った。この日も確か猛暑に近い気温で、公園の入り口近くのサギソウの展示を見た後、涼しい池の畔を少し歩くことにした。ところが・・暑くて、もう引き返そうかな、と思った芝生に、カルガモたちが群れていた。
人間が近付いても面倒くさそうにチラ、と見るだけで。多分、池の水も連日の暑さで温んでしまい、陸に上がった方が涼しかったのかもしれない。
南海トラフが動き始めた・・という昨日の気象庁の発表は、震災に敏感な私には衝撃的だった。でも、世間ではどうなのだろう?一週間は大地震の怖れの確率がかなり高い・・という情報以外は何もないから、考えてみれば今までの「いつ、どこで起きるか解らない震災」と同じことでしかない。
そう思えば、大袈裟に考えることもない。でも、世の中には色々な人が居るから、普段から震災に備えている人ばかりではないらしい。夏休みで家を離れている人もあるし外国からの観光客も多いし。
そんな、他人のことを考える余裕なんてないので、ひとまずは自分のことを。
一人のときは、「三日分の備えを」という教えのとおり、何とかなるようにしていた。住居は一応、新耐震基準ギリギリに建ったマンションだったから、潰れる心配はない。いちばん心配になったのはトイレだった。一人になってから、簡易トイレをたくさん買っておいたものだ。それを入居のとき放棄してきたのを悔やんでいる。
ここに居れば、今のところ私は自分で動けるし、職員が居なくても生き延びられそう・・でも、今もトイレが何よりも心配。どこかに災害時のトイレは用意しているらしいが・・食べ物飲み物は、無論、備蓄がしてあるということだ。私の冷蔵庫だけでも、一日分なら大丈夫。
・・などと心配しても仕方なし。南海トラフから外れている場所ですら恐怖を覚えるのだから、四国から東海の海沿いに住む人たちは、深刻に考えなおす人も居るのではないだろうか。
私が震災に敏感な反応をするのは、母は結婚前、関東大震災を東京の下町で体験していた。看護師だった母の体験談はとても真に迫っていて、子供の頃の私に「地震の恐怖」を植え付けてしまった。戦争の怖さより、いつ起きるか解らない震災の方が怖かった。戦争は、起きたら安全な土地へ事前に避難出来る。でも地震は・・
ともあれ、日本人の宿命なのだから、受け入れるほかになし。
それにしても、この騒ぎで日本を怖がって外国人観光客が減るかもしれない。来ない方がいいですよ~
手をかざす西日眩しき交差点 KUMI
そうでしょうね!
>人間が近付いても面倒くさそうにチラ、と見るだけで。
はっはっは
>気象庁の発表は、震災に敏感な私には衝撃的だった。
前日のコメントにも書きましたが、私もあせりましたね。
>そう思えば、大袈裟に考えることもない。
そうなんですよね。
「大規模地震へ備えを」って間違ったことは言っていないのだが・・・、特に海水浴場に関連のホテル等は大打撃でしょう。
>それを入居のとき放棄してきたのを悔やんでいる。
ほんと、一寸先のことは分からないですからね。
>私の冷蔵庫だけでも、一日分なら大丈夫。
あらあら・・・。
>四国から東海の海沿いに住む人たちは、・・・
私の住んでいるところは海から5kmくらい離れた丘なので津波は心配しませんが、「揺れ」には困ることは多いです。
電気、水道が一番ですね。
そうそう、高齢者大学の防災の講義での話「この周辺は大丈夫だと思っいても、救急隊員はこちらに回ってくる余裕はないですよ。スーパーへの食料品だって運搬搬入するすべも無くなりますよ」と。
>母の体験談はとても真に迫っていて、子供の頃の私に「地震の恐怖」を植え付けてしまった。
そうでしたか。
>戦争は、起きたら安全な土地へ事前に避難出来る。でも地震は・・
そういうことですね。
>外国人観光客が減るかもしれない。来ない方がいいですよ~
はっはっは、オーバーツーリズムから「オーバー」の字が抜けるくらいがちょうどいいです(笑)。
「手をかざす西日眩しき交差点 KUMI」
私は、外出するときほとんどキャップ(野球帽)を被ってますが、キャップの「ひさし」もとても貴重です。
有難うございました。
緊急地震速報よりも、鶏小屋の騒ぎの方が早かった、と聞いたことがあります。
震度3くらいの揺れは始終ありますが、昨夜はをれを上回り・・
なぜか、湘南の地震なのに震度3の横浜市街地よりも遠いこちらが震度4でした。
南海トラフ・・の文字がチラつきました。
こちらでも、昨日今日と防災用品の補充で品不足とか。
備えあれば憂いなし、と言いますから、私は仕方ないとおもいます。
停電が一番怖いですねのですね。子供の頃に戻ればいい、というものではありません。
全てが電気頼りの暮らしになってしまいましたから。
エレベータ―に閉じ込められたら・・と思っただけで恐怖です。