KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

懐かしの銀杏の巨木

2023年11月24日 | 俳句
天気 晴

今日は小春日和だが、明日からは冬の天気図になるという。北国は雪、そして関東平野には北風・・まだ11月というのに。

写真は、奥多摩御岳渓谷の玉堂美術館前の大銀杏。10年ほど前のこの写真が見たくて探していて、やっとたどり着いた。樹齢は90年くらい、ということだったが、もっと経ているようにも見えた。大銀杏の前を流れる奥多摩渓谷。急流はカヌー競技の練習場になっている。


美術館の中庭の石庭から。

紅葉の時期も良いし、桜の時期も良い。夏は涼しいし、ハイキングも含めて御岳と御岳渓谷周辺には若い頃から随分行っている。30代ころは奥多摩の入り口でもある立川市に住んでいたので、今よりも近かった。美術館は季節により絵を架け替えて、玉堂の貴重な絵を間近に見られる。
テレビの骨董品鑑定の番組で川合玉堂の絵の鑑定があると、さほど日本画に造詣のある訳ではないけれど、夫婦して「あ、これはニセ物」と解るくらい、玉堂の絵は眺めつくした。

今日、なぜ銀杏を・・というと、最後の小春日らしいので、銀杏の木のある近くの小さな公園まで行ってみようかと思った。春までは、体調良ければ行けた距離。ところが・・やはりダメだった。駅前のバス停まで行ったら、もう息が上がってしまい、目眩でフラフラ状態。仕方なく諦めて一昨日と同じく駅前のベンチで日向ぼっこをして帰った。明日は風が出るようなので、ビル風の吹く駅前には近づけない。
やっぱりコロナのせいで弱ったのだろうか・・最近は、回復する後遺症とは違うと思うようになった。せめて、コロナ感染の前の7月ごろの体力に帰りたい。望みがだんだん小さくなっていく。

一昨日から、裏道で綿虫に出逢うようになった。まだ見える・・ということにほっとする。夫は、とうとう綿虫が見えなかったらしい。夕方近くなるとマンションの管理事務所の前に、うるさいほど飛んでいたのに。私と一緒に居て「ほら、綿虫」と捕まえて見せたのに「よく見えるなあ」と。白内障は手術済だったし、目は私よりも問題なく見えていたのに。
「俳句しない人には見えないのよ」と言った句仲間が居たけれど?

日溜まりへ綿虫消ゆるつぎつぎと  KUMI

コメント (8)
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