KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

空は真夏

2020年06月10日 | 俳句
天気 晴

明日あたり梅雨入り、というのに昼頃の空は梅雨明けのような真夏の空になった。気温も30℃越えになり、湿度が高くて私の体は付いていけなくなった。梅雨空になっても暑さは変らないという。とはいえ、7月の暑さが今からずっと続く訳もなく、いつものように梅雨寒の日もあるかもしれない。
頑張れるかな~~ と不安になる。昔から梅雨は大嫌いな季節。

でも、雨が降らなくては紫陽花は綺麗にはならない。
殆ど毎年行っている高幡不動尊の紫陽花、今年は行けるかどうか・・行くことは出来ても、あの紫陽花道は狭いので混雑はしないとはいえ、ちょっと怖い。
一昨年の今頃の写真。




青い色が綺麗な紫陽花寺だ。酸性の強い土地なのだろう。そういえば、鎌倉の長谷寺も青い紫陽花が綺麗だ。もっとも、混雑も物凄くてこの時期には一度行って懲りた。紫陽花は地元のお寺で十分。
歳時記に、こんな句がある。
  紫陽花のパリーに咲けば巴里の色  星野 椿
ヨーロッパでは赤い花が多い。初めて行ったとき、スイスで見た紫陽花は殆どが紫系だった。
びっくりした。ヨーロッパでは、アルカリ性の土なので日本から運んだ青い紫陽花も赤くなってしまうのだそうだ。そのため、青い花を咲かせるのに肥料を使い、苦労するのだと知った。
紫陽花は、やはり青くないと・・原種に近い山紫陽花も青い色が殆どだ。

朝採りの茄子に棘あり刺されけり  KUMI
コメント (4)
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