KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

捩花(ねじばな)

2020年06月26日 | 俳句
天気 曇

写真は、捩花(ねじばな)。先日、友人と散歩した市の公園に咲いていた。この公園の芝生にはあちこちに咲くので、多分、整地のときの土にこの花の種があったのだろう。とっても小さくて健気に咲くので好きな花。でも、小さいのでなかなか写真になりにくい。たまたま、これは平地ではなく僧房跡の盛り土の斜面にあったので、スマホでも撮れた。
小さいのに頑張って咲く花、踏まれても立ちあがる。

気温が一気に上がり、蒸し暑くなって私には付いていけない。本屋へ行きたくてちょっと買い物に出ただけでマスクが息苦しくなった。スーパーの入り口のソファで休んでいると、入り口のそばにある七夕竹が目についた。願いごとを書いた短冊がびっしり。


願いには家族の健康、コロナが終わるように、という文字が目立つ。今年はそれ以外に願いもないのは、誰も同じようだ。
七夕、星まつり、といったって新暦の7月7日ではどっぷりと梅雨のさ中、星なんか見える訳がない。ちなみに、歳時記では陰暦の七月七日ということで季節は「秋」に分類されている。俳句を始めたとき、それを知ってびっくりした。でも、陰暦ならほぼ8月の半ば過ぎのことが多いから、雨のいちばん少ない時期で星はよく見えたのだ。何でもかんでも西洋風に、と太陽暦にしてしまった明治の人たちがおかしい。月遅れで七夕、という場所も多いのは当然のこと。

夕飯どき、ふと外を見ると空が明るくなっている。珍しく夕焼けだった。今がチャンス、の色。食事途中なのでカメラを用意するのは面倒、その間に消えてしまうかも・・とスマホで。


新しいスマホのカメラ、赤い色をよく捉えるので、実際にはここまでは赤くはなかった。でも久々に夕焼けを眺めた。明日は、正真正銘の暑い梅雨晴間になるらしい。

降りさうな降らぬ日の梅雨夕焼けかな  KUMI
コメント (6)
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