KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

梅雨の花壇

2020年06月21日 | 俳句
天気 曇

近くの市の公園、いつもの花壇は今がいちばん綺麗かもしれない。あまり綺麗に咲き揃っている時がないので、写真にしたのは今日が初めてかも。今日はスマホのみ。

今日も涼しい。少し薄日の射している昼前、ヨーグルトが切れたのでコンビニへ行かねば、と思い立ち、ついでにこの公園まで歩いてみた。
首は重いし目まいがひどく・・毎年、梅雨空の間はこれが続く。年ごとにひどくなるようだ・・でも足腰のため骨粗鬆症防止のため歩かねばならない。半ば義務的な気分。近くの公園まで行って調子が良ければ足を延ばせば良い。でもその気分にはなれずに帰宅した。

家の前に咲いているヒオウギスイセン。正確にはヒメヒオウギスイセン、と言うらしい。散歩していてもあちこちに咲いている。


この花、あまり好きではない。この花のそばに咲いている変種の紫陽花。固く見える花弁で紫陽花のイメージに遠い。


最近は滅多に訪問者の居ない家、午後、チャイムが鳴ったのでモニターを覗いたらきちんと黒ネクタイをした男性が。今頃どなた? 夫の葬儀を仕切ってくれた葬儀屋さんだった。
新盆の簡単な必要品一式を持ってきてくれたのだ。アフターサービスなのだという。真菰のゴザと苧殻と盆提灯、などなど。マンションでは迎え火は焚けないので迎え火の一式はお引き取りいただいた。
新盆をするつもりはなかった。というか、こんなご時世になってしまって身内に来てもらえる雰囲気ではないし、私一人で修せばそれで十分、と思っていたのだ。自分の体調との闘いに明け暮れしていて、まだまだ先のこと、とも思っていた。菩提寺がある訳でもないから経は私が般若心経でも唱え・・。

「新盆どうする?」と夫の写真に相談。
元々、そういうことにはあまり拘りがなかった。まだ50代の夫の両親が相次いで亡くなった時は、夫の実家が戸建てだったので新盆に迎え火も焚き、きちんと取り仕切った覚えがある。でもその翌年、義弟が8月15日に事故死した。その後は、東京の慣習を守らず、義弟を偲ぶため8月の月遅れをお盆にしていた。私の実家関係はすべて盆は8月だったので、その方が感覚的には合っていたのだ。今年はどうする? このあたりでは、盆は7月のようだし・・
「どっちでもいいよ、適当に」と、夫は言っているようだ。適当にしよう。大嫌いな胡瓜の馬は作らないから大丈夫よ。免許証を棺に入れたのだから、あの世でレンタカー借りてきて。カーナビで家の場所くらいは迎え火焚かなくても解るでしょ。

声曳いて尾長飛び立つ梅雨の空  KUMI
コメント (4)
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